午前10時半に出勤
毎日の出勤時間は午前10時半だったので、職場から車で5分くらいの場所に住んでいた私は大体10時くらいに家を出て、バスで通勤していました。
とはいっても、学習者は仕事をしている社会人や学生がほとんどだったので、平日の午前中から午後2時~3時くらいまでは、途中1時間ほどお昼休憩を挟んで、授業準備やテスト作成・採点、宿題チェックなど、比較的自由に過ごしていました。
他の教師も特にやることがない時は、みんなで雑談をしたり、コーヒーを飲みながら長めに休憩したりすることもありました(笑)
週末や春休み・夏休みの休暇シーズンは、朝から授業があることが多く、忙しかったです。
午後3時くらいから授業開始
前述したように、私が働いていた日本語学校に通う学習者は、平日は仕事や学校があるため、午後3時くらいから授業を受けにくることが多かったです。
授業は1人週に1回1コマ(1時間)が基本でしたが、学習者によっては1回2コマ、週に数回受講する人もいました。
常勤の日本語教師が私ともう1人しかいなかったということもあり、基本的には毎日2~3コマ授業がありました。
週に1回ほど、近くの公立・私立の小中学校に、日本語の授業のアシスタントをしに行くこともあり、外部と内部の授業が重なる時は休む暇がなかったので、結構疲れました(><)
午後6時半に退勤
残業代は出なかったので、一緒に働いていた中国語教師や受付スタッフは、終業時間の15分前くらいから帰る準備をして、6時半ぴったりに退社していました(笑)
このように基本的には1日8時間勤務でしたが、希望する学習者には特別に午後6時半以降でも対応可としていたので、夜の授業がある日も時々ありました。(午後8時頃までサービス残業ということになります…泣)
海外での仕事というと、どこかのんびり働くようなイメージがあったので、最初はびっくりしたのですが、文句をいうとクビにされるという話を聞いたので、海外はそんなもんかな、と割り切って過ごしていました(><)
基本的に週休2日
基本的には週休2日でしたが、週末も日本語学校は開けていたので、土曜日もしくは日曜日が1日、平日のどこかで1日休みというシフト制になっていました。
ただ、週によっては週末の休みの日に、日本文化のイベントを手伝わなければならないこともあり、週休1日の時もありました(><)
有給のようなシステムはなく、体調が悪い時は申告すれば休めるような感じでした。
タイの祝日も学校を開けていることが多かったのですが、ソンクラーンといわれる4月のタイの正月だけは完全にクローズしており、休暇をもらえました!
休日は何をしてたの?
休日は疲れて家でのんびり休むことも多かったのですが、元気があれば同僚とご飯を食べに行ったり、バスに乗って観光地を巡ったりしていました(^^)
ただ、タイの日本語教師あるあるかなとは思うんですが、給料が現地水準よりちょっといいかな、くらいだったので、休日はなるべくお金をかけずに楽しめることをしていました。
ローカルなレストランやカフェに行けば物価はかなり安かったので、一歩外に出れば海外!という海外在住のメリットを活かして、休日は楽しく過ごしていました☆
まとめ
今回は、私が日本語教師としてタイでどのような生活を送っていたのか、リアルな日常をまとめてみましたが、いかがでしたか。
物価の安い東南アジア諸国の1つであるタイの日本語学校で雇われる日本語教師は、多くの場合現地の水準に合わせた給料になるので、本格的な日本食レストランに行ったり、日本からの輸入品を買ったりして、日本と変わらない生活レベルを維持しようと思うと、経済的には正直きついです。(個人差はあります!)
タイでは週休1日となっている日本語学校も普通にあるので、早ければ数ヶ月~半年で辞める日本語教師もいると聞きました。(私は1年働いて、その後転職しました)
なので、海外で日本語教師として働く場合は、勤務先の日本語学校にあまり多くは期待せずに、1年くらい働いて実務経験を得られればいいかなくらいのスタンスの方が、ストレスが溜まりにくいかもしれません!しかしながら、大変なことが多い分、日本語教師としてのやりがいはすごく感じましたし、何より海外は学習者との距離が近いので、おすすめのレストランを教えてもらったり、時には学校のイベントに招待してもらったり、海外の日本語教師ならではの貴重な体験をすることができました。
なので、海外で日本語教師として働こうか迷っている人がいたら、ぜひ行動に移してほしいなと思いますね。