エクステリア資格ガイド
どんな仕事・資格?
エクステリアとは、住居の外部・外面・外観を指し、エクステリアコーディネーターは、外壁や庭園などを含めた家の外側全体をデザイン・プロデュースする仕事です。公的資格はありませんが、国家資格の「造園施工管理技士」は、造園業界では重要な資格です。エクステリアに関する施工計画、工程・品質・安全管理など施工管理に従事するための資格ですので、取得すれば就・転職時のアピールとしてだけでなく、顧客からの信頼度アップにもつながります。
活躍の場
設計・施工会社や建設コンサルタント、ゼネコン、土木設計会社などが主な活躍の場です。エクステリアのスキルを身につけ、国家公務員や地方公務員試験に合格すれば、道路公団や農協の技術員として公共機関で活躍することも可能です。ガーデニングブームなどの影響でエクステリアも含めた住環境デザインに注目が集まっている現在、庭園をデザインできるエクステリアコーディネーターのニーズは年々高まっています。
こんな人が向いています
デザインやプロデュースがメインの仕事なので、独創性ある発想力とそれを形にできる表現力が求められます。顧客の本当に求めている環境作りを実現するためには、近隣環境・家族構成・趣味などを踏まえたプランニングが必要不可欠。エクステリア業界では、顧客のニーズに的確に対応できる、エクステリア全般の知識と技術を持つコーディネーターが求められています。
エクステリア講座・スクール比較試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | 造園技能士(造園技能検定) |
試験日 |
【令和3年度 前期試験(3級学科)】 【令和3年度 後期試験(3級学科)】 【令和3年度 前期試験(1・2級学科)】 |
試験区分 | 国家資格 |
主催団体 | JAVADA 中央職業能力開発協会 |
受験資格 | 原則として検定職種に関する、下記実務経験が必要。 ・1級:7年以上 ・2級:2年以上 ・3級:6ヶ月に満たない場合も受検可能 ※実務経験は学歴や職業訓練歴、または下位資格の取得によって変わり(短縮され)ます。 |
合格率 | - |
出題内容・形式 | ■3級学科試験 出題形式:真偽法及び四肢択一法 試験内容: 1.庭園及び公園(庭園及び公園の種類・構成及び特徴、庭園及び公園の主要施設の種類及び特徴) 2.施工法(造園工事に使用する機械及び器工具の種類及び使用方法、造園の工法、庭園及び公園の管理方法、玉掛けの方法、造園工事の附帯工事の種類及び施工方法) 3.材料(造園工事に使用する材料の種類・性質及び用途) 4.設計図書(造園の設計図の種類) 5.関係法規(都市公園法関係法令・自然公園法関係法令及び建設業法関係法令のうち、造園工事に関する部分) 6.安全衛生(安全衛生に係わる詳細な知識) ■3級実技試験 造園工事作業(地割り、庭木等の選定、造園工事の施工、玉掛け) ■2級学科試験 出題形式:真偽法及び四肢択一法 試験内容: 1.庭園及び公園(庭園及び公園の種類・構成及び特徴、庭園及び公園の主要施設の種類及び特徴) 2.施工法(造園工事に使用する機械及び器工具の種類及び使用方法、造園工事の施工計画及び段取り、造園の工法、庭園及び公園の管理方法、玉掛けの方法、造園工事の附帯工事の種類及び施工方法) 3.材料(造園工事に使用する材料の種類・性質及び用途) 4.設計図書(造園の設計図の作成方法) 5.測量(測量器械の種類及び用途) 6.関係法規(都市公園法関係法令・自然公園法関係法令及び建設業法関係法令のうち、造園工事に関する部分) 7.安全衛生(安全衛生に係わる詳細な知識) ■2級実技試験 造園工事作業(平面図の作成、地割り、庭木・庭石等の選定、造園工事の施工、玉掛け) ■1級学科試験 出題形式:真偽法及び四肢択一法 試験内容: 1.庭園及び公園(庭園及び公園の種類・構成及び特徴、庭園及び公園の主要施設の種類及び特徴) 2.施工法(造園工事に使用する機械及び器工具の種類及び使用方法、造園工事の施工計画及び段取り、造園の工法、庭園及び公園の管理方法、玉掛けの方法、造園工事の附帯工事の種類及び施工方法) 3.材料(造園工事に使用する材料の種類・性質及び用途) 4.設計図書(造園の設計図の作成方法、積算の方法) 5.測量(測量器械の種類・用途及び使用方法、測量の方法) 6.関係法規(都市公園法(昭和31年法律第79号)関係法令・自然公園法(昭和32年法律第161号)関係法令及び建設業法(昭和24年法律第100号)関係法令のうち、造園工事に関する部分) 7.安全衛生(安全衛生に係わる詳細な知識) ■1級実技試験 造園工事作業(見取図・平面図及び断面図の作成、地割り、庭木・庭石等の選定、造園工事の施工、玉掛け、積算) |
検定料 | 学科試験:3,100円 実技試験:18,200円 (※都道府県によって異なる場合があります。) |
問い合わせ先 |
中央職業能力開発協会 〒160-8327 東京都新宿区7-5-25 西新宿プライムスクエア11階 TEL:03-6758-2859・2861 http://www.javada.or.jp/index.html ※東京の場合 東京都職業能力開発協会 〒102-8113 東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター7F TEL:03-5211-2353 |