比較的簡単に取れる国家資格10選!取りやすく役立つおすすめ資格を紹介します
比較的簡単に取れる国家資格10選をご紹介!受験制限なし・高い合格率・短い勉強期間などおすすめの資格です。資格の選び方も解説するのでせひ参考にしてみてください!
公開:2022-08-18 10:00 (最終更新:2024-11-20 10:00)
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士(宅建士)は、建物や土地の売買や賃貸のあっせんを行うために必要な国家資格です。
不動産関連の企業では、宅建士を5人に1人設置しなければならないという義務があります。
そのため、不動産業界への就職や転職を考えている方にとっては、大きな強みとなる資格です。
取りやすさ
日本に居住している人であれば、学歴や年齢を問わず誰でも受験することができます。
令和3年度12月試験の合格率は15.6%で、受験者の7人に1人が合格しています。
また、合格に必要な勉強期間は数ヶ月から半年間といわれており、仕事や家事で多忙な人でも比較的取得しやすいでしょう。
ニーズと難易度を考えると、非常にコスパの良い資格といえます。
出典 一般財団法人 不動産適正取引推進機構 試験実施概況(過去10年間)
宅地建物取引士(宅建士)を目指せるおすすめスクール
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さらに詳しく 宅地建物取引士(宅建士)
電気工事士
電気工事士とは、その名前の通り電気工事に従事するために必要な国家資格です。
一般家庭やビル・工場など、さまざまな建物に設置されている電気設備の安全を守るための電気工事は生活の上で必須の仕事です。
そのニーズがなくなることはないでしょう。
そのため、電気工事士の資格があれば長く安定して働くことができます。
取りやすさ
電気工事士は受験制限がないため、誰でも受験することができます。
合格率は第一種、第二種ともに50%を超えているため、入念に準備をすれば合格は難しくないでしょう。
また、受験対策がしやすくなっているのも嬉しいポイントです。
筆記試験は4つの選択肢から1つを選ぶマークシート形式で、実技試験は出題候補問題が事前に知らされることになっています。
電気工事士を目指せるおすすめスクール
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電気工事士の独学におすすめのテキスト
2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格/藤瀧 和弘 著
イラストや図解が充実しておりモチベーションを維持しやすいと好評のシリーズです。
参考 Amazon 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格
さらに詳しく 電気工事士
FP技能士(ファイナンシャルプランナー)
FP技能士(ファイナンシャルプランナー)とは、税金や資産運用、不動産などお金や資産に関する知識を身につけられる国家資格です。
FPは、銀行や保険会社・不動産会社など、幅広い業界で活かすことができます。
関連資格を取得したり自身で営業することができれば、独立してフリーランスのFPとして時間や場所に縛られず働く選択肢も選べるでしょう。
また、自身の家計に使える知識も身につくので、仕事にしない場合でも実益に結びつきやすい資格です。
節税などを学びたい方にもおすすめです。
取りやすさ
3級から1級までがあり、3級であれば基本的に誰でも受験できます。
合格率は、3級が80%以上で2級が40%以上となっており、きちんと勉強をすれば取りやすい難易度です。
出典 日本FP協会 FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ
FP技能士(ファイナンシャルプランナー)を目指せるおすすめスクール
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ウェブデザイン技能士
ウェブデザイン技能士とは、ウェブデザインに関する基礎的な知識や技能を証明する国家資格です。
そのため、Webデザイナーとして就職を目指す時には、業務の基本が身についている人材として評価されやすいでしょう。
取りやすさ
3級であれば受験資格の定めはないので、基本的に誰でも受験できます。
2級は3級の合格、1級は2級の合格に加えて2年以上の実務経験が受験条件となっています。
これからWebデザイナーなどを目指したいと考えている方は、まず3級から取得を目指しましょう。
合格率は3級が60%から70%、2級が30%から40%です。
出典 特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会 ウェブデザイン技能検定
Webデザインを学べるおすすめスクール
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ヒューマンアカデミー Webデザイン講座(通学/全国)
スキルで選べる全38講座!初心者から現場で通じる実践力を身につける!
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さらに詳しく Webデザイナー
ITパスポート
ITパスポートとは、社会人が身につけておくべきITの基礎的な知識を身につけられる国家資格です。
ITパスポートを取得していれば、情報技術の基礎的な知識を有していることを証明できます。
技術の発展により、ITの知識は業種問わずビジネスに欠かせないものとなっています。
そのため、IT関連の企業への就職や転職などを考えている方はもちろん、その他の業界を志望する方にもおすすめの資格といえるでしょう。
取りやすさ
受験制限はなく合格率も50%以上と、かなり取得しやすい国家資格といえます。
受験方式は基本的にCBT方式となっています。CBT方式とは、コンピューターを利用した方法です。
自分がアクセスしやすい、近くの会場で試験を受けることが可能です。
また、試験の日程が定められていないため、好きな時に受験ができます。
そのため、多忙な方でもスケジュールに左右されづらく、比較的簡単に取得を目指せるでしょう。
ITパスポートを目指せるおすすめスクール
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基本情報技術者
基本情報技術者は、IT関連の仕事に携わる人を対象にした国家資格で、ITエンジニアの登竜門として位置づけられています。
基本情報技術を取得すれば、エンジニアやプログラマーとして活躍するための基礎が体系的に身についていることを証明できます。
IT系の業種では資格手当がつくこともあります。
取りやすさ
令和3年度春期の試験では、受験者が32,549名のうち合格者が13,544名となっており、合格率は40%を超えています。
また、受験資格も制限されていないため、誰でも受験が可能です。
未経験から目指す場合は知識を身につけて試験対策を行なう必要はありますが、IT系の資格では比較的取得しやすいといえるでしょう。
また、受験方式はITパスポートと同様に、CBT方式となっているため近くの受験会場で手軽に受験できます。
さらに、これまでは上期と下期の年2回に受験期間が限られていましたが、2023年4月からは通年受験できるようになります。
出典 情報処理推進機構
基本情報技術者を目指せるおすすめスクール
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通学スクールの合格メソッドを完全凝縮した挫折させない通信講座
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さらに詳しく 基本情報技術者
行政書士
行政書士とは、公的機関に提出する書類を作成したり、提出の手続きを行ったりするために必要な国家資格です。
受験制限がないため、学歴や年齢などに関係なく受験が可能です。
取得できれば行政書士事務所などへの就職や転職はもちろん、独立にも役立つ資格です。
また、年収も高い傾向があり、高収入を狙える資格といえます。
取りやすさ
初めて学ぶ方は取得に数年間の期間がかかるともいわれており、準備せずに合格できるほど簡単ではありません。
令和3年度の試験では、合格率は11.18%となっています。
しかし、高い専門性が求められる士業系資格の中では合格率が高く、取得するメリットの大きさを考えると比較的取得しやすい資格であるといえるでしょう。
出題傾向を確認し、計画的に学習をすれば十分に合格を目指せます。
出典 一般財団法人 行政書士試験研究センター 令和3年度行政書士試験実施結果の概要
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さらに詳しく 行政書士
危険物取扱者
危険物取扱者とは、引火しやすい液体など、消防法で指定されている危険物を取り扱ったり管理したりするために必要となる国家資格です。
危険物取扱者の資格は、以下のような職場で求められます。
- 運送業
- 化学工場
- 石油プラント
- ガソリンスタンド
危険物を取り扱う仕事は、給料が高めに設定されていることが多くなっています。
資格を取得しておくと、条件の良い仕事に就職しやすくなるでしょう。
また、危険物取扱者の資格取得が昇進や、資格手当の対象になっている職場もあります。
そのため、収入アップやキャリアアップを目指したい方におすすめの資格です。
取りやすさ
危険物取扱者には丙種・甲種・乙種がありますが、乙種・丙種であれば誰でも受験が可能です。
乙種と丙種の合格率はどちらも50%を超えているため、きちんと勉強時間を確保できれば合格は難しくないでしょう。
危険物取扱者の独学におすすめのテキスト
乙種4類 危険物取扱者試験 令和6年版/公論出版
過去問10年分とその解説を収録。インプットとアウトプットを繰り返しやすい構成で合格を目指せます。
さらに詳しく 危険物取扱者
防火管理者
防火管理者とは、火災の防止や火災の際の被害を抑えるための役割を担う責任者になるための国家資格です。
一定の規模以上の建物や施設であれば、防火管理者の設置することが義務付けられています。
- 飲食店
- 映画館
- 旅館
- 図書館
以上のような施設で働いている方や、これから働こうと考えている人は、職場で重宝されやすくなるでしょう。
取りやすさ
防火管理者には甲種と乙種があり、1日から2日間の講習を受ければ資格を取得できます。
独学での資格取得が難しいと考えている人や、継続した勉強が苦手な人におすすめの資格です。
また、講習の受講条件は「中学校卒業程度以上で日本語が理解できる方」となっているので、多くの方が受験できます。
衛生管理者
衛生管理者とは、労働災害や労働における疾病を予防するために、労働環境の整備や改善を行うための国家資格です。
従業員50人以上の企業では、衛生管理者を選任する必要があるため、就職や転職の強みとなります。
取りやすさ
衛生管理者の受験条件は、学歴や実務経験などの条件があります。
しかし、合格率は第一種が42.7%、第二種が49.7%と、国家資格の中では取りやすい資格といえるでしょう。
さらに詳しく 衛生管理者
取りたい国家資格を選ぶの3つのポイント
就職・転職の際に強みになる資格を選ぶ
比較的簡単に取れる国家資格がわかったところで、どの資格を取得するか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
取得する資格を選ぶ際のポイントの1つが、就職や転職の際に強みとなる資格を選ぶことです。
国家資格の取得を考えている方の中には、資格を活かして就職や転職を成功させたいと考えている方も多いと思います。
そういった方は、自分が就職・転職したい業界や企業で活かせる資格を選びましょう。
たとえば、不動産業界への転職を考えている人なら、宅建士の資格を取得すれば転職の際に強みとなるでしょう。
また、保険会社へ就職したい人はFPを取得しておくと、個人の資産運用に関する知識があることをアピールできます。
このように、就職先や転職先を考えた上で取得する資格を決めれば、せっかく取った資格が無駄になることは少ないでしょう。
業務に必要なスキルを持った人材と評価されやすくなるので、就職や転職がスムーズに進むことが期待できます。
自身の仕事やキャリアの幅を広げられる資格を選ぶ
現在の仕事やキャリアの幅を広げられるかどうかということも、資格選びのポイントになります。
新たな資格を取得することで同じ仕事の中でも、より幅広い業務に携われるようになることがあります。
たとえば、化学工場などで勤務する人が危険物取扱者を取得すれば、扱える薬品や燃料の幅が広がります。
できることが増えることで、昇給につながることも多いでしょう。
このように、有資格者でしかできない業務がある資格や、必ず有資格者を配置しなくてはならないと定められている資格は、キャリアを築く上で大いに役立つでしょう。
資格取得によって仕事の幅が広がれば、資格手当の対象となったり昇進のきっかけとなったりすることもあります。年収アップも期待できるでしょう。
現在の職場でキャリアアップする以外にも、経験と資格を活かして転職・独立する選択肢も見えてくるなど、さらに活躍の場を広げられる可能性も出てきます。
自分に合った勉強方法が選べる資格を選ぶ
自分に合った勉強方法が選べる資格であることも、とても大切なポイントです。
資格の取得は、仕事や家事、育児など、忙しい生活の中で進めなくてはなりません。
勉強方法が合わなければ勉強を継続できず、資格取得を断念せざるを得なくなる場合もあるでしょう。
資格取得のための勉強方法は、主に通信講座と通学講座の2つがあります。
通信講座は自宅で勉強を進められるため、家事や育児の合間に勉強を進めたい方におすすめです。
自宅では勉強に集中できない人や試験日までのスケジュール管理に不安がある人は、通学講座の方が集中して勉強に取り組めるでしょう。
資格によっては、通信講座と通学講座のどちらかしか選べない場合があります。
そのため、自分が合格まで確実に学習を続けることができる方法を選べるかをしっかり確認しておきましょう。