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理学療法士の臨床実習とは?詳しく紹介します!

臨床実習とは、医療現場にて実際の業務や患者対応を勉強するものです。
医療従事者を目指す学生が必ず通る道となります。
本記事では、理学療法士における臨床実習について詳しくご紹介します。

更新日:2023-09-29(公開日:2021-06-17)

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理学療法士の臨床実習とは?

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養成校において最も重要な授業

臨床実習は、理学療法士になるために実際の医療現場でおこなわれる重要な授業です。
3年制、4年制のどの養成校であっても、臨床実習は必修となります。

在学中におこなわれる実習は3種類です。
以下で、各実習についてご紹介します。

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理学療法士の臨床実習の種類は?

(1)見学実習

見学実習は、主に1年次におこなわれる実習です。
実際に現場の理学療法士の仕事を見学して、理学療法士の役割や重要性を認識します。
また、患者と接する機会もあるため、対応方法なども学ぶことができます。

(2)評価実習

評価実習は、見学実習の次におこなわれる実習です。
リハビリに関する検査や測定方法を体験し、患者の障害について理解を深めます。
適切な検査や測定によって患者の状態を評価し、問題点を把握できるようにする実習となります。

(3)総合臨床実習

最終学年次におこなわれるのが総合臨床実習です。
患者の評価結果を基に症状を把握し、治療目標を設定リハビリ計画を組み立てて治療を実践、最後に効果の判定をおこないます。
これは、実際の理学療法士の業務と同等の内容となります。

養成校にもよりますが、総合臨床実習は約8週間以上実施されるようです。
長期に渡る実習となり、理学療法士を目指すうえで一番の不安要素になる方もいるかもしれません。
しかし、総合臨床実習は大きな成長を体感できる貴重な経験となるでしょう。

講義だけでは学ぶことのできないような知識やスキル、実践力が身につき、さらに患者とのコミュニケーションの大切さも学べます。
理学療法士として独り立ち後に役立つ体験が多くあるはずです。

また、実際に業務を経験することによって働くイメージを具体的にすることができます。
ご自身の得意・不得意な部分を知る機会にもなるので、その後の国家試験勉強にも活かせるでしょう。

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まとめ

臨床実習は、全体を通して3~5ヶ月間にもおよぶ重要な授業です。
いずれの実習も、現場での学習のほかに日誌やレポート作成などの課題もあり、非常に大変な期間といえます。

しかし、臨床実習を経験することで理学療法士の業務内容を理解することはもちろん、ご自身がどのような理学療法士を目指したいかを考える機会にもなるでしょう。
臨床実習を乗り越えて理学療法士としての資質を養い、「患者一人ひとりに寄り添える理学療法士」など、理想の理学療法士像を探されてみてはいかがでしょうか。

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