一般職と総合職
それぞれの試験内容と難易度は?
一般職試験は大卒程度試験・高卒者試験・社会人(係員級)試験に、総合職試験は院卒者試験・大卒程度試験に分かれています。
大卒程度試験・高卒者試験は、その名のとおり<試験でそのレベルの学力が求められる>ということです。しかし、受験資格に学歴による制限はなく、年齢条件を満たせばどなたでも受験できます。院卒者試験については試験の内容がより高いレベルになり、学歴要件を満たした方のみが受験できます。
一般職試験では、大卒程度試験・高卒者試験ともに、一般常識レベルの知識や知能を試す基礎能力試験のほか、受験する区分の専門知識などが問われます。
総合職試験では、基礎能力試験、専門試験のほか、政策論文試験もしくは政策課題討議試験が課されるなど、一般職試験に比べてより高度な知識・理解を求められる内容になっています。
- 院卒者試験
- 30歳未満で大学院修了及び大学院修了見込みの者
(法務区分は、新司法試験の合格者であることも要件) - 大卒程度試験
- 21歳以上30歳未満の者
(21歳未満で大学卒業及び卒業見込みの者、教養区分は20歳の者も受験可)
- 大卒程度試験
- 21歳以上30歳未満の者
(21歳未満で大学卒業及び卒業見込み、短大卒業及び卒業見込みの者は受験可) - 高卒者試験
- 高校卒業見込み及び卒業後2年以内の者
(中学卒業後2年以上5年未満の者も受験可) - 社会人試験(係員級)
- 40歳未満の者 (高卒者試験の受験資格を有する者を除く)
※年齢は第1次試験の日の属する年度の4月1日における年齢
※受験する区分により内容等が異なる場合があります。詳しくは人事院の専門サイトにてご確認ください