英検資格ガイド
どんな資格
日本で最初の英語検定で、小・中学生から社会人まで幅広い年代から支持されています。検定は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を、基礎から応用まで総合的に測るように構成されています。近年は「聞く」能力の判定を重視する問題改訂がなされ、より現実に即した判定を行えるようになりました。試験は中学生レベルの5級からネイティブ・スピーカーに準ずる1級までの7つの級に分かれています。
資格の活かし方
英検は知名度も高く、英語能力を正確に測る基準として広く認知されています。2級以上を取得していれば、外資系の企業のみならず、貿易会社や運輸会社、スーパーなどの小売業者など、海外と取引のある企業ならどこでも評価の対象となるでしょう。また学生ならば、高校・大学などの単位に認定されたり、就職試験の英語が免除されるケースもあり社会的信頼性は絶大です。
気になる将来は?
2003年度から、2級・準2級でリスニングの試験時間が増やされ、筆記の長文問題では、手紙などの実用的な問題が取り入れられるなど、問題内容がより実際のコミュニケーションを見据えたものへと変化しています。この傾向は今後も強まる可能性が高いと思われます。また、2006年には現在の公的検定から民間資格にレベルアップすることもあり、英検の社会的信頼度はこれからも変わることはないでしょう。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | 実用英語技能検定 |
試験日 |
【2022年度第1回試験(2次試験)】 【2022年度第2回試験(1次試験)】 【2022年度第2回試験(2次試験)】 【2021年度第3回試験(1次試験)】 【2021年度第3回試験(2次試験)】 【2022年度第1回試験(1次試験)】 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 公益財団法人 日本英語検定協会 |
受験資格 | 特にありません |
合格率 | 5級 :80~85%程度 4級 :70%前後 3級 :50~55%程度 準2級:35%前後 2級 :25%前後 準1級:15%前後 1級 :10%前後 |
出題内容・形式 | 【5級】 出題形式:筆記・リスニング・録音形式のスピーキングテスト 目安:中学初級程度 【4級】 出題形式:筆記・リスニング・録音形式のスピーキングテスト 目安:中学中級程度 【3級】 出題形式:筆記・リスニング・面接 目安:中学卒業程度 【準2級】 出題形式:筆記・リスニング・面接 目安:高校中級程度 【2級】 出題形式:筆記・リスニング・面接 目安:高校卒業程度 【準1級】 出題形式:筆記・リスニング・面接 目安:大学中級程度 【1級】 出題形式:筆記・リスニング・面接 目安:大学上級程度 |
検定料 | 【本会場の検定料】 5級 :3,000円(税込) 4級 :3,600円(税込) 3級 :5,900円(税込) 準2級:6,900円(税込) 2級 :7,400円(税込) 準1級:8,400円(税込) 1級 :10,300円(税込) |
問い合わせ先 |
公益財団法人 日本英語検定協会 http://www.eiken.or.jp/eiken/ 〒162-8055 東京都新宿区横寺町55番地 個人受付TEL:03-3266-8311 団体受付TEL:03-3266-6581 (平日9:30~17:00 土・日・祝日を除く) ただし試験前日・当日は以下の通り窓口開設 試験前日9:00~17:30/試験当日8:00~17:30 |