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司法書士のおすすめの通信講座を紹介します!

司法書士法に基づく国家資格であり、専門的な法律の知識に基づいて不動産登記や供託の代理、裁判所や検察庁、法務局等に提出する書類の作成提出などを行う仕事である司法書士。
法務大臣から認定を受けた認定司法書士であれば、簡易裁判所における民事訴訟や民事執行、民事保全、和解、調停などにおいて当事者を代理することもできます。
この司法書士の資格試験合格率は毎年3~4%と非常に低く、十分な学習なしでは資格取得が極めて困難な国家資格です。
司法書士を志す人の中には、仕事をしながら資格試験の合格を目指す方もいます。そのため、通学制のスクールに通う時間が取れないという場合も多くあります。
また、司法書士を学べるスクールが近くにない、あまり学習にお金をかけられないと方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そういう方であっても司法書士資格の取得を目指せる通信講座を行っているスクールと実際の講座をご紹介します。

更新日:2021-03-16(公開日:2020-08-13)

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司法書士は通信講座でも資格取得をすることはできるの?

司法書士のおすすめの通信講座を紹介します!のイメージ

通信講座でも資格取得できる!

そもそも、そのような難関国家試験に、通信講座で学ぶだけで合格できるのかと疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、司法書士は通信講座でも資格の取得を目指すことができる資格です。

むしろ、通信講座には、独学や通学制スクールと比較した場合のメリットも多くあります。
冒頭でもご説明をしたように、仕事で通学制スクールに通う時間が取れない方や、スキマ時間を使ったマイペースな勉強をしたいという方には、それらのニーズに対応している通信講座の学習スタイルがおすすめです。
コスト面から見ても独学より費用はかかりますが、通学制スクールと比較すると大幅に金額を抑ることができるでしょう。
また、通信講座を利用すれば自分で調べながらテキストを買い求めなくても合格のために必要な教材一式が提供されるほか、講座の多くで専任講師が行う講座の動画を視聴することができます。
生の授業とは異なり、聞き逃したところ、不明点などはその場で何度でも見直すことができるため、しっかりと理解しながら学習を進めることが可能です。
それらの動画は大抵スマートフォンやタブレットで視聴できるため、外出先や通勤時間、昼休みなどのスキマ時間でも学ぶことができます。

通信講座のメリットは他にもあります。
毎年の試験を研究しつくしたプロフェッショナルたちが規定に沿った効率的なカリキュラムを作成し、それに対応した教材で学ぶことができるため、独学と比べてむだなく効率的な学習が可能です。
法改正にも随時対応してくれるため、自分で情報を集めて対策をする手間も省くことができます。
その他にも、分からない箇所は質問ができたり、オリジナルの模擬試験などを受けることができたり、スケジュール管理やモチベーションの維持に役立つサポートが数多く受けられたりと、学習を進める上で心強い環境が自宅にいながら得ることができるのが通信講座のメリットであるといえます。

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(1)資格の学校 TAC(タック)/通信講座

資格の学校 TAC(タック)の通信講座の特徴

ここからは実際に司法書士の資格試験に対応しているスクールと、その講座をご紹介していきます。

最初は、「資格の学校 TAC(タック) / 通信講座」です。
TACでは、開講時期や学習レベルに合わせた複数の司法書士試験対策コースを設けており、それらの講座には6つの特長があります。

<Wセミナー司法書士の6大特徴>
(1)実力派の講師陣による講義
司法書士は学習しなければならない範囲が広いため、効率的な学習をしていく必要があります。
Wセミナーでは、合格に必要な「講義」、「教材」、「カリキュラム」は講師自らが立案し、作成しています。
試験傾向を熟知した講師の『合格コンテンツ』であれば、安心して学習に集中することができ、合格を目指すことができるでしょう。

(2)試験を徹底的に分析した初学者や中級・上級者向けの安心のテキスト
市販の書籍市場で鍛え抜かれた「山本オートマチック」、「新竹下合格システム」の教材と、徹底した本試験分析で高い網羅率を誇る「基礎総合コース」、「上級総合本科生」の教材を使用して学習をすすめていきます。毎年、多数の的中を誇る答練・模試です。

(3)講師オリジナルのカリキュラムで学べる
講師の個性が発揮された多様なカリキュラム・コースが用意されています。
講師の思いのつまったオリジナルカリキュラムや学習経験に合わせた多彩なコース設定と、ご自身に合ったカリキュラムを見つけることができるでしょう。

(4)ライフスタイルに合わせて学習方法を選択可能
直接講師からの講義を受けられる「教室講座」や、ご自身のスケジュールに合わせて通学できる「ビデオブース講座」、ご自宅で好きな時間に学習できる「通信メディア」と豊富な学習メディアがあります。
ご自身のライススタイルに合わせた学習ができるのは嬉しいポイントではないでしょうか。

(5)お忙しい方にやさしいフォロー制度が充実
欠席時や復習に使える「Webフォロー・音声DLフォロー」や、学習上の疑問を解消する「質問メール」など、忙しい方でも安心の充実したフォロー制度を完備されているので、万が一、欠席をしてしまうことが起きてしまっても安心して学習を進めていくことができるでしょう。

(6)割引制度の充実
Wセミナーには多数の割引制度があります。
割引制度は、選択コース・年度により、フォロー・割引制度が対象外になる場合もあるようですので、詳しくばホームページ等でご確認ください。

この他にも、学習スタイルごとのフォロー制度が設けられています。通信メディアのフォロー制度は下記のとおりです。

●講義で使用しない教室が自習室に
講義で使われていない教室を自習室として開放されており、予約不要で利用することができます。
自習室を利用することができるのは「本科生」もしくは「パック」で申し込みを行った方に限られ、教室の使用状況によっては、自習室として開放できない場合があるようですので、自習室の利用については確認をされておくと良いでしょう。

●時間や場所を問わずに学習できる
教室講義の音声ファイルと講義録をダウンロードすることができるので、時間や場所を問わずにお手持ちのスマートフォンやパソコンで受講することができます。復習などに活用されてみてはいかがでしょうか。

●回数の制限はあるものの通学講座も受講できる
通信メディアを受講の場合でも、予約をすることなく教室講義に参加することができます。
講師の迫力ある講義を生で受講することができ、同じ目標を持つ受講生の中で講義を受けることでモチベーションの向上にもつながったり、良い刺激になるのではないでしょうか。

●答練教室受講
上記と同様ですが、通信メディアで受講されている場合でも予約不要で答練を教室で受講することができます。
緊張感のある中で受験することができるため、本試験の予行演習にもなるのではないでしょうか。

● DVD通信制へのフォロー体制も
《DVD通信講座 2020年合格目標 初学者対象本科生限定》
有料であり、申し込みは必要になりますが、実際の講義を収録したWeb講義を視聴することができます。
DVDでの学習に加えてWebでも講義を視聴できるため、少ない時間も有効活用しやすくなるのではないでしょうか。

●i-support
「質問メール」で疑問点を質問することができ、よくある質問をデータベース化した「よくある質問」などで不明点などを解消していくことができるでしょう。質問メールは回数制限が設定されているコースもありますので、ご注意ください。

●電話での質問ができる
電話で学習の中に出てきた疑問点を、司法書士試験合格者であるアドバイザーに質問することができます。電話については、利用可能な曜日や時間帯が設定されているので、ご注意ください。

●質問カード
学習の中で生じた疑問は、質問カードというものを使用すると、講師やスタッフから丁寧な回答をもらうことができます。

●添削答案・成績表Web掲載
対象の答練・模試では、添削答案(記述式)・個人別成績表・総合成績表等などを「TAC WEB SCHOOL」上に掲載されているため、分析することができ。弱点の克服に役立つでしょう。

基礎総合コース 1.5年本科生/1年本科生

それでは、「TAC」の『基礎総合コース 1.5年本科生/1年本科生』をご紹介します。

【特徴】
「基礎総合コース 1.5年本科生/1年本科生」は、3段階学習で合格まで確実にSTEP UPを目指すコースです。
高い合格実績がある受験経験者対象コース「上級総合本科生」に、基礎から学んでいくことができるコースが開講されています。
学習したことは忘れてしまうということを前提に、【基礎論点】→【基礎+応用論点】→【アウトプット+知識の整理】の3段階学習で、森(全体像)→木(各論)を意識しながら、知識を定着・ステップアップしていくことができるようになっています。

●3 Phase Systemについて
【Phase 1】
基礎学習は一般的には1年以上(講義100回以上)が必要とされていますが、ベースを築くために必要十分な論点に絞った効率的な講義のため10ヶ月以下(半分程の講義回数)で講義が行われていきます。
【Phase2】
第2段階は、基礎知識があることを前提とした講義内容となっていきます。
初学者のコースとはまた異なる緊張感やレベルの高い講義が行われます。
【Phase3】
初学者のコースよりも演習量が多いため、実戦力を養うことができるでしょう。
また、知識の整理も行われていきます。
本試験で的中率の高い全国模試シリーズもあります。

≪学習内容≫全194回
● 講義形式:各回3時間
● 学習内容
・オリエンテーション(全1回)
・基礎マスター(全67回)
・択一式対策講座【理論編】(全63回)
・記述式対策講座(全26回)
・択一式対策講座【実践編】(全33回)
・全国実力Check模試(全1回)
・全国公開模試(全3回)

【費用】Web:599,000円(税込)/ DVD:707,000円(税込) ※教材費込み
【学習期間】全194回・学習開始時期により13~20ヶ月
【対象者】初学者・独学者
(※上記価格は参考価格です。時期やキャンペーンなどにより価格が変更となる可能性がございます。)

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(2)資格合格を目指すならクレアール/通信

資格合格を目指すならクレアールの通信講座の特徴

次にご紹介するスクールは、「資格合格を目指すならクレアール/通信」です。
クレアールでは、独自の超効率的な学習法「非常識合格法」を用い、最高の時短学習を目指します。

【非常識合格法】
クレアールの非常識合格法についてご紹介します。非常識合格法は、合格するために満点を取る必要はないので、学習を行う対象を合格に必要な範囲だけに絞り込み、実践力・即応力・思考力の強化のために学習時間を傾斜配分しています。
全科目とも過去の出題実績論点と、実務での重要性などを加味した上で、抽出した基本的事項にのみ学習対象を絞り、苦手科目を作ることなく、その基本的事項の精度を高めて実践力を養うことができます。

【非常識合格法の学習効果を引き出すことができる独自の“Vラーニングシステム”】
クレアールのVラーニングシステムには大きく「INPUT編」と「OUTPUT編」があります。
以下で詳しくご説明いたします。

●INPUT編
(1)単元別講義で「何」を学ぶべきかを知る
クレアールの講義は、回数表記だけではなく、回数ごとに単元を設定することで、「何」を学習するのかが分かるようになっています。
1回3時間講義という時間的な縛りではなく、単元別講義を導入しているために学習対象が明確となり、その学習内容の論点を理解するための単元設定となっています。

[POINT1]
1単元ごとの講義時間:30~90分
講義時間が明示されているため学習計画が立てやすくなっているといえるでしょう。

[POINT2]
講義時間というような縛りではなく、司法書士試験合格に必要な学習論点に絞った単元となっているため、復習時も、ポイントに絞って高速・高回転の復習を行うことができます。

[POINT3]
単元ごとに過去問を肢別にした「1000問ノックWebテスト」が用意されているため、学習の進捗度やご自身の理解度を確認することができます。
確認テストを受験することで単元別のポイントを掴むことができ、効果的な復習が可能となります。

(2)講義連動型の復習講義が点と点を線へと繋ぐ
長年の受験指導の中で、受講生から上がってきた質問や相談の内容が分析され、
間違いやすい論点や陥りやすい箇所を単元ごとのポイントで効率よく復習・整理することができる「復習講義」を開発し、迷うことなく学習の壁を越えられ、スムーズに学習を進めていくことができます。
復習講義は、講義1単元ごと5~10分程度で構成。復習時はもちろん、過去問の学習で生じた疑問解消にも利用できる使い勝手の良いツールとなっています。

●OUTPUT編
(3)問題演習を4つの解法パターンに分類
クレアールは、アウトプット期においても習得した知識を無駄なく問題演習へ橋渡ししていくために、「基本的知識問題」、「条文・判例知識問題」、「条文・判例知識類推問題」、「奇問・難問」の4つの解法パターンに分類しました。

【PC・スマホ、タブレットでも受講可能(マルチデバイス対応)】
クレアールの司法書士講座では、「Web通信」があります。
パソコンでは、Windows・Mac対応、Androidスマートフォン・タブレット、iPhone、iPad、iPod touchでも追加料金不要で全ての講義を受講することができます。

[POINT1]時間や場所を選ばずに動画視聴が可能
通勤・通学の移動時間や家事の間の隙間の時間などでも講義を視聴することができます。

[POINT2] 自分にあった受講スケジュールが可能
空いた時間に集中して学習できるため、自分だけの合格スケジュール構築が可能です。

[POINT3] 倍速機能で時間短縮可能
クレアールの講義動画は再生速度の調整が可能です。最大2倍速までの倍速再生が可能で、講義視聴時間を大幅に短縮できるでしょう。

【すべての教材をPDFで配信】
「テキストや講義資料」、「過去問題集」、「択一六法」、「合格書式マニュアル」、「合格書式マニュアル対応問題集」、「記述式ハイパートレーニング」といった教材は、全てPDFの形式になっています。Webで学習したい部分を選んでプリントアウトできるので、お好きな教材を持っていくこともできます。

【追加オプション(有料)】
Webによる映像通信と同じ講義映像を収録したDVDをオプションとして追加することができます。別で購入となるため返却の必要はありません。DVDには講義映像の他に、同じ講義の音声データ(MP3ファイル)が収録されていますので、音声DLと同様にデジタル音楽プレーヤーなどに転送することで、学習をすることも可能です。

合格ルート1.5年スタンダードコース

それでは、クレアールの『合格ルート1.5年スタンダードコース』をご紹介します。

【特徴】
『合格ルート1.5年スタンダードコース』はじっくりペースで、無理なく合格を目指せるセーフティプランです。
1日あたり平均2〜3時間程度の学習時間を確保できる方におすすめであり、初学者の方を対象としたコースプランです。
まとまった学習時間の確保に不安をお持ちの方には、翌年度の最新講座も延長して受講できる『安心保証プラン』もあります。

学習の流れ
「法律入門講座」
 ↓
「ターゲット論点攻略講座」
 ↓
「ターゲット論点直前講座」
 ↓
「お試し受験」として本試験を受験。

上記のお試し受験にかかる費用はクレアール側の負担となるようです。
その後、「ターゲット論点中上級講座」、「ターゲット論点演習講座」、「ターゲット論点直前講座」と学習を進め、並行して行う過去問1000問ノックWebテストを行うことで、合格できる力を養うことができます。

☆ターゲット論点攻略講座は、合格に必要な論点を単元別に学ぶ講義です。その内容は下記のとおりです。
●法律入門講義 全4単元(4時間)
●講義
<択一式対策>
◆主要科目
・民法・不動産登記法一体 全120単元(120時間 / 5ヶ月)
・商法(会社法)・商業登記法一体 全70単元(70時間 / 3ヶ月)
◇マイナー科目
・民事訴訟法等 全42単元(40時間 / 2ヶ月)
・憲法 全19単元(19時間)
・刑法 全19単元(19時間)
・供託法・司法書士法 全16単元(16時間)

<記述式(書式)対策>
◆主要科目
・書式 不動産登記 全27単元(27時間 / 1ヶ月)
・書式 商業登記 全21単元(21時間 / 1ヶ月)
◇マイナー科目
・書式ひな形マスター(不動産登記…18単元 / 商業登記…12単元)
・書式ひな形トレーニング(不動産登記…1単元 / 商業登記…1単元)
・書式実践トレーニング(不動産登記…6単元 / 商業登記…4単元)

・単元別Web確認テスト
・定期テスト(ドリル)……条文は穴埋め問題、判例・先例は〇×問題の形式です。
・復習講義……各単元で学んだ内容の大事なポイントを、5分~15分で解説します。復習講義は、「ターゲット論点攻略講座」すべてに配信されています。

公開模擬試験 全1単元(8時間・採点付き)
基本4法過去問解説講義
・基本4法過去問解説講義(Aランク編)
「ターゲット論点攻略講座」と連動させながら、過去問の解き方を学習します。
・基本4法過去問解説講義(Bランク編)
「ターゲット論点攻略講座」終了後に、問題の解き方を確立させていきます。
・基本4法過去問全問解説講義

ターゲット論点攻略講座と並行して行う1000問ノックWebテストは、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットにも対応しており、外出時なども空き時間を利用して学習を進めることができます。

クレアールでは、以下のような受験生応援制度があります。
●合格お祝い金制度
合格目標年度までに司法書士本試験に合格し、合格体験記などの執筆を行うと10万円の合格お祝い金があるようです。

●未受講分返金制度
目標年度前の本試験に合格された場合、合格お祝金+未受講分の受講料が全額返金されるようです。

●お試し受験料クレアール負担
目標年度より前の本試験受験料はクレアールの負担になるようです。

●安心保障プラン
目標年度の司法書士本試験に不合格となってしまった場合でも、
申し込み時に+5万円で翌年目標の司法書士中上級者対象最新講座(15万円相当)を追加費用不要で受講することができるようです。

スタンダード(夏)コースの場合は、択一・記述合格論点マスター講義を翌年の7月末まで延長受講することも可能です。予定通り目標年度の司法書士本試験に合格された場合は、5万円全額を返金となるようです。

すべての教材はPDF版でも配信されているので、外出先の場合でも時間を選ばずに閲覧することができ、ダウンロードして手軽に持ち運ぶこともできます。

【費用】※教材費・送料込み
スタンダードコース Web通信:460,000円(税込) / オプションDVD:80,000円(税込)
安心保証プラン付き Web通信:510,000円 (税込)/ オプションDVD:105,000円(税込)
【学習期間】約2~3年
【対象者】初学者の方
(※上記価格は参考価格です。時期やキャンペーンなどにより価格が変更となる可能性がございます。)

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(3)資格の総合スクール LEC東京リーガルマインド/通信

資格の総合スクール LEC東京リーガルマインドの通信講座の特徴

最後にご紹介するスクールは、「資格の総合スクール LEC東京リーガルマインド / 通信」です。

LECは、長きわたり司法書士受験に携わってきているスクールです。
培ってきた司法書士試験合格のための実績とノウハウと実力のある講師陣が評判です。

【LECの特徴】
●合格率の高さ
2011~2019年LEC初級コース出身の受験生から115名もの一発合格者を輩出しています。
平成30年度の合格者では、LECの模擬試験を選んだ方は約4人に3人と全体の約74%もの方が模擬試験を受験されたようです。

●受験を熟知する講師陣
LECは長年の受験指導により蓄積された膨大なデータがあります。その中には、正答率が高い分野、間違えやすい事項といったものが含まれます。LECの講師陣はそのデータをふまえて指導をしてくれます。

●自分に合った学習方法を選べる
LECの講座は、通学クラス(自宅学習フォロー付)と、自宅学習の通信クラスのいずれかを選んで受講することができます。
ご自身に合った学習方法を選べるので、

●ストレスのないフォロー体制
LECのインターネットフォローが全面リニューアルして、さらに使いやすくなりました。講義の受講から講義に関する質問や相談、スケジュールの管理まで受講に必要な全てが一元化されたことで、ストレスフリーのワンストップサービスを実現しています。

  1. トップ画面・サポート画面について
    ●[教えてチューター]質問・受講相談
    LECのフォロースタッフが講義や教材に関する質問に回答をしてくれるホットラインです。
    個別の事情に関する学習相談であっても質問することができるので安心といえるのではないでしょうか。

● [教えてメイト]受講生相互の交流
同じ講座を受講している受講生同士で、質問や相談の共有、互いの質問への返答などができる「教えてメイト」は、受講生間の交流や情報交換の場として受講生の交流を行えますので、モチベーションも上がり、心強く感じるのではないでしょうか。

● カレンダー
「やることリスト」や、「カウントダウン」で登録した内容をまとめて表示することができます。
日々の予定や本試験日などの重要な日付も忘れずに済むでしょう。スケジュール一覧の絞り込み検索を使用することで項目ごとの全体予定も一目瞭然です。

● 進捗率
各講座の総回数のうち受講の「進捗度」を確認することができます。
この進捗度はパーセンテージで表示されます。
受講生全体の進捗度平均も確認できるため、自分の進捗度が他の受講生と比べてどれくらいの状況であるのかを理解することができます。

  1. その他の機能
    ・インフォメーション
    講座の受講に関わるお知らせや、試験情報など、最新情報を得ることができます。

・やることリスト(To Do)
スケジュール帳代わりにご自身で設定した目標を表し、「願書出願開始」といった重要な項目を入力しておくことができます。

・問い合わせの多い事項を掲載
寄せられた質問の中でも特に問い合わせが多い質問項目についても掲載されています。

・環境設定
画面のレイアウトを自分の使いやすいように変更することができます。
プロフィール・ニックネームの登録もこちらからすることができます。

・論点の的中率の高さ
択一式本試験問題では高い論点の的中実績があるLEC。
本試験の基準点と、LECが公開模試で設定した基準点を比較しても同等レベルでの出題されています。そのことからもお分かりただけるように、模擬試験は本試験に沿った論点で出題しています。

●ブレークスルーテキストで効率的な学習が可能
LECの「ブレークスルーテキスト」は、法律を一から勉強する方でも大変分かりやすいよう記載されており、かつ、基礎理論から、択一対策・書式対策まで、司法書士試験の最終合格のために必要な情報・講師のノウハウがすべて網羅されています。このテキストさえあれば膨大な情報の取捨選択に悩むこともなく、極めて効率的な学習が可能です。また、並行して行われるアウトプット(演習)講座の教材とあわせて使用することで、相乗的に学習効果を高めることができます

●合格者体験談・合格座談会
LEC東京リーガルマインドの司法書士講座を受講し、短期で合格をした受講生の勉強法やライフスタイルなどを知ることができます。

●最年少合格者のインタビューが掲載
平成31年の最年少で合格された方のインタビューも掲載されています。勉強方法やノウハウは参考になるのではないでしょうか。

新15ヶ月合格コース

それでは、以下でLECの『新15ヶ月合格コース』をご紹介します。

【LECの『新15ヶ月合格コース』の特徴】
初学者からスタートし、司法書士試験で合格を目指すことができるLECのスタンダードなカリキュラムです。
インプット講義では択一対策だけでなく、記述式の対策も行っていきます。講義の進行に応じ「講座連動アウトプット」を受けることで、早い段階から知識の定着を確認し、確実に学習を進めていくことができます。効率の良い学習を行うことができるコースといえるでしょう。

<カリキュラム>
全3回の全体構造編から「インプット講義」をスタートし、週3回ペースの本論編では試験で必要な知識を過不足なく身につけることができます。内容と学習の順番は、下記のとおりです。

・民法(33回)
・不動産登記(30回)
・会社法・商法(16回)
・商業登記法(18回)
・憲法(6回)
・刑法(6回)
・民事訴訟法・民事執行法・民事保全法(13回)
・供託法・司法書士法(5回)

本論編と連動して、全20回、全400問の「アウトプット演習」を行います。
アウトプット演習でインプットした知識を使って、問題を解いていけるようにしていきます。
インプットと時間をずらしてチェックテストを実施することができるため、知識の定着や知識の再確認も行うことができます。
また、全22回、全20問の「記述解法ベースアップ講座」もあり、合格のための答案を作成する能力を養っていくことができるでしょう。

インプット講義とアウトプット演習後は、「直前対策」を行っていきます。
直前対策では、本試験レベル、もしくは本試験以上のレベルの問題で実践力を身につけていきます。
<直前対策>
・精撰答練[ファイナル編](全6回)
・全国公開模試(全2回)
・全国スーパー公開模擬試験(全3回)

この時点で、司法書士筆記試験を受験し、司法書士口述試験の前に「口述模擬試験」を実施し、司法書士試験合格を目指します。

また、LECでは、初学者の方に向けた下記のような割引制度もあります。

●早期申込割引
対象講座の一般価格から最大7万円を割引となるようです。

●LEC再受講割引
過去にLEC初学者向け講座を利用されたことがある方は、一般価格から10万円割引となるようです。

●他社再受講割引
他の予備校で受講したけれど、LECでやりなおしたいという方を対象に、一般価格から7万円を割引します。

●他資格合格者割引
宅建士(宅地建物取引士)・行政書士・司法試験(短答試験のみの合格の方も対象)・土地家屋調査士・社労士・不動産鑑定士(短答試験のみの合格の方も対象)・中小企業診断士・社会福祉士・介護福祉士・公認会計士・税理士といった資格試験に合格され、資格を有している場合は、最大7万円の割引となるようです。
ですが、時期により割引額が異なるようですので、事前に確認をされると良いでしょう。

●Web奨学生試験
受験へ想いを作文にしてご記載された方には最大30%割引があるようです。
作文テーマに沿っていれば、文体・内容・構成などは特に指定はないようです。
「きっかけ」から「将来の目標」までを書かれてみてはいかがでしょうか。Web奨学生試験の早期割引価格との併用も可能なようです。

●初学者向けスターターキット
初めて司法書士試験にチャレンジされる方に、学習用のスターターキットがあるようです。
スターターキットの内容は下記のとおりです。

・テキスト
・合格体験記
・DVD
・講座パンフレット

【費用】(入学金込)
・通信Web+音声DL:479,700円(税込)
・通信DVD:573,750円(税込)
※別途テキスト代がかかります。
【学習期間】183回
【対象者】初学者
(※上記の価格は参考価格です。時期やキャンペーンなどにより変更となる可能性がございます。)

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司法書士の通信講座を選ぶ際のポイントは?

こまで読んでくださった方の中には、「司法書士試験の合格が通信講座で目指せることは分かったけれど、どのスクール・講座を選べばいいのか分からない」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
通信講座の大きなメリットの一つに「どこに住んでいても、日本全国どこからでも好きなスクールを選べる」ということがあります。
言い換えれば、自分に本当に合うと思えるスクールや講座を、納得いくまでじっくりと選べるということです。
ただ安いから、近くにあるから、といった理由だけでスクールを選んでしまうと、学習を始めてから「これは自分に合わなかった」と思ったときに継続することが辛くなってしまいます。
最悪の場合は、そのまま挫折してしまうという可能性あるでしょう。
司法書士試験の学習は長期にわたり、費用もかかります。
それを無駄にしないために、まず学習を始める前にご自身に合ったスクールとその講座をお選びください。
該当のリーフレットやホームページをさっと見て決めてしまうのではなく、ぜひ複数のスクールに「資料請求」をされることをおすすめいたします。
費用・学習期間・学習サポートなどのよりくわしい情報が入手できるだけでなく、テキストや講義動画などの教材サンプルがついている場合もあります。
モチベーションはさまざまなものに左右されます。
テキストの合う・合わないや、問題集が使いやすいということで学習意欲が高まることもありますし、担当講師の声が聞きづらいといったことがある場合、それが気になって内容を聞きそびれてしまうこともあるかもしれません。
そのため複数のスクールの資料請求をした上でのスクールの比較検討はおすすめです。
ご自身の資格を取りたい、学びたいという意欲を最大限に活かすために、ぜひしっかりと吟味してご自身に合った講座をお探しください。

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