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技術士・技術士補の資格取得

技術士・技術士補の資格取得 │ 講座の資料請求と学校(スクール)比較

日本では技術コンサルタントの健全な発達を図るため、国によって「技術士制度」という資格認定制度が設けられています。技術士ならびに技術士補は、この資格認定の第二次試験または第一次試験に合格し、登録した人だけに与えられる称号です。

更新日:2020-12-15(公開日:2017-09-04)

技術士・技術士補資格ガイド

どんな仕事・資格?

日本では技術コンサルタントの健全な発達を図るため、国によって「技術士制度」という資格認定制度が設けられています。技術士ならびに技術士補は、この資格認定の「第二次試験」または「第一次試験」に合格し、登録した人だけに与えられる称号です(名称独占)。
他の技術系資格とは異なり、機械や建設、情報工学や環境まで、科学技術分野を幅広くカバーしていること、実務経験を重視すること、口頭試験があること、などがこの資格の大きな特徴です。
「博士」が学術界における最高位であるのに対し、「技術士」は産業界における最高位であると言われています。

活躍の場

技術士または技術士補として登録している人のうち、84%はコンサルタント会社を含む一般企業に勤務し、8%は技術コンサルタントとして自営、残りの8%は官公庁などで活躍しています。
分野別でみると、登録者の45%は建設部門に集中しています。たとえば公共事業の建設コンサルタント業務の場合、原則として技術士の資格を保有する者しか受注できないなどの制約があり、土木・建設系の分野では、事実上の業務独占資格になっています。そのため建設部門の登録者が圧倒的に多いわけです。建設部門に次いで多いのが総合技術監理、上下水道、電気電子、機械の順となっています。
技術士(第二次試験)は合格率が約16%の狭き門ですが、取得できれば、特に土木・建設、環境系の分野で就・転職や昇進・昇格の時、有利に働くでしょう。また最近では情報工学部門の技術士取得者に20万円近くの一時金を支給するなど、IT分野でもこの資格取得を奨励する機運が高まってきています。

資格をとるには?

技術士になるためには、一般的に次のような道筋をたどります。
まず技術士として登録したい分野を21の技術部門から選び、「第一次試験」を受験します。この時点では特に受験資格などはありません。一次試験に合格すると「技術士補」として登録する資格が得られます。
その後、指導技術士または優れた指導者のもとで4年の実務経験をつむか、指導なしで7年の実務経験をつむと「第二次試験」の受験資格が得られます。専門知識を問う学科試験や実務での技術的応用力などを問う論文試験、技術士としての適性を確認する口頭試験などを含んだ第二次試験に合格し登録すると、晴れて技術士を名乗ることができるようになります。

技術士講座・スクール比較

試験データ

項目 内容
資格・試験名 技術士・技術士補資格認定制度
試験日

【令和5年度 技術士第一次試験】
2023年11月26日(日)

【令和5年度 技術士第二次試験(筆記)】
2023年7月16日(日)・7月17日(月・祝)

【令和5年度 技術士第二次試験(口頭試験)】
2023年12月~2024年1月までの間で、あらかじめ受験者に通知される日

試験区分 国家資格
主催団体 文部科学省
受験資格 技術士第一次試験:特になし
技術士第二次試験:
1)技術士補となる資格を有している(技術士第一次試験に合格または認定された教育課程を修了している)こと。
2)(ア)~(ウ)のうち、いずれかの業務経験を有していること。
(ア)技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が、総合技術管理部門の場合は7年、それ以外は4年を超える者。
(イ)科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画・研究・設計・分析・試験・評価、又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督の下に当該業務に従事した者で、その期間が総合技術管理部門の場合は7年、それ以外は4年を超える者。
(ウ)科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画・研究・設計・分析・試験・評価、又はこれらに関する指導の業務に従事した者で、その期間が総合技術管理部門の場合は10年、それ以外は7年を超える者。
合格率 技術士第一次試験(技術士補):20~60%程度
技術士第二次試験(技術士):14~16%程度
出題内容・形式 ▽第一次試験
試験方法:マークシート形式(五肢択一式)
試験科目
・基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題 (次の5分野に分かれる)
1.設計・計画に関するもの〔設計理論、システム設計等〕
2.情報・論理に関するもの〔アルゴリズム、情報ネットワーク等〕
3.解析に関するもの〔力学、電磁気学等〕
4.材料・化学・バイオに関するもの〔材料特性、バイオテクノロジー等〕
5.技術連関〔環境、エネルギー、品質管理、技術史等〕
・適性科目:技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性を問う問題
・専門科目:受験者があらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題

▽第二次試験
21技術部門の中からあらかじめ1技術部門を選択し、それに対応する「必修科目」と、各技術部門に設定された「選択科目」について試験が行われる。
試験科目:
・「技術部門」全般にわたる専門知識(21技術部門の中から、あらかじめ選択する1技術部門に対応)
試験方法:択一式
・「選択科目」に関する専門知識及び応用能力
試験方法:記述式600字詰用紙4枚以内
・「選択科目」に関する課題解決能力
試験方法:記述式600字詰用紙3枚以内
検定料 一次試験:11,000円
二次試験:14,000円(1技術部門につき)
問い合わせ先 公益社団法人 日本技術士会
http://www.engineer.or.jp/
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番20号 田中山ビル8階
TEL:03-3461-8827
(9:00~17:00 月曜日~金曜日(祝日を除く))

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