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ベビーマッサージの効果的なやり方とは?

赤ちゃんの肌はとても薄くデリケートです。そんな赤ちゃんのベビーマッサージは、いつごろから始めるのがベストなのでしょうか。また、その効果とはどのようなものなのでしょうか。こちらでは、ベビーマッサージの最適な時期やその効果、効果的なメソッド(手法)をご紹介します。

更新日:2022-09-02(公開日:2019-04-23)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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そもそもベビーマッサージとはどんなもの?

ベビーマッサージ_effect

スキンシップを通して親子の絆を深めながら、子どもの発達を促すこと!

ベビーマッサージとは、スキンシップを通して親子の絆を深めながら、子どもの発達を促すことです。スキンシップ(肌同士の触れ合い)を通して、また眼と眼で見つめ合ったり、優しく声をかけてあげることもその一環です。そんなコミュニケーションを繰り返すことで、赤ちゃんはもちろん、母親・父親の情緒の安定にも繋がります。また、親子の絆を強め、赤ちゃんの発達を促します。

ベビーマッサージには、いくつかの種類があり、着衣のままでマッサージをする方法、オイルを使って肌を直接撫でる方法などがあります。

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ベビーマッサージの効果・メリットは?

赤ちゃんが安心し幸福感に満たされる!

ベビーマッサージの大きなメリットとは、まず親子のスキンシップ、いわば肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんが安心し愛されているという幸福感に満たされることです。また、赤ちゃんだけでなく、ママやパパの情緒の安定にもつながります。なぜなら、スキンシップを取ることで、赤ちゃんとママ、パパの脳内にオキシトシンという愛情ホルモンが出るからです。

オキシトシンとは、愛情ホルモンや幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質のこと。人と人とのスキンシップや抱擁、マッサージにより分泌されるホルモンで、幸せな気分になる、他者との信頼や愛情が深まる、ストレスの軽減、セロトニン(心に安らぎや満足感を感じさせる)の活性化、カラダの成長を促すなどの効果があることがわかっています。
よって、ベビーマッサージをする側にもされる側にもオキシトシンが分泌され、このような効果がもたらされるのです。

赤ちゃんの肌を優しく撫でてあげることで、赤ちゃんの皮膚が刺激され、血行が促進されます。また、マッサージによる適度な圧力は、赤ちゃんの筋肉の発達を促します。さらに、リラックス効果があるので深く眠ることができ、夜泣きの心配も軽減することでしょう。リンパの流れや血行がよくなり、免疫力があがると言われています。お腹のマッサージで便秘解消の効果もあるようです。

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ベビーマッサージの効果的なやり方を紹介!

オイルを使うベビーマッサージの効果的なやり方について、紹介したいと思います。

■必要な物
・100%植物性のマッサージオイル
マッサージをする際に、赤ちゃんの肌のすべりを良くするほか、保湿効果もあります。赤ちゃんの肌は敏感なので、100%植物性のオイルを使いましょう。

・タオル
赤ちゃんの体の下に敷くバスタオルと小さめのタオルを数枚用意します。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、タオルは、ガーゼ素材やオーガニックコットンなど、柔らかく肌に優しいものにしましょう。

・おもちゃ
機嫌が悪くなったときや、泣いてしまったときに使います。

■準備
・赤ちゃんの体調や機嫌を確かめます。
お昼寝の後など機嫌のよいときを選びましょう。始める前に、少しだけミルクを飲ませると落ち着きます。飲ませすぎは吐いてしまうことがあるので、量は控えめに。
・赤ちゃんは裸でマッサージを行うのがおすすめですが、おむつをしたままならウエストをゆるめましょう。
・お部屋の中は暖かくしましょう。ママの手も冷たいと赤ちゃんはびっくりしてしまうので、適度に温めておきましょう。
・静かな空間でおこないましょう。赤ちゃんもお母さんもより集中して行うことができるので、リラックス効果が上がります。クラシックやヒーリング音楽などを小さな音でかけてあげるのもおすすめです。

■ベビーマッサージの流れ
1.手にオイルをつける
オイルはたっぷりつけ、赤ちゃんの肌が引っ張られないようにしましょう。何度も足して、滑りをよくします。

2.撫でる順序は?
心臓から遠い足⇒お腹⇒胸⇒肩、腕⇒背中⇒最後に手首から肩、背中、お尻、腿、足首へ

■ベビーマッサージの正しいやり方をまずはマスター
安全で効果的なベビーマッサージをおこなうためには、「ベビーマッサージの正しいやり方」をきちんと学んでおく必要があります。そのためには、ベビーマッサージの講座を受講することをお薦めします。講師を目指さない方も、自己流ではなくきちんと正しいベビーマッサージの方法を修得してから始めましょう。

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ベビーマッサージはいつから始めるべきなの?

決まりはないが、1ヶ月検診後がおすすめ!

ベビーマッサージを始める時期に決まりは特にありません。生後2~3週間から推奨している教室もありますが、生まれたばかりの赤ちゃんは皮膚がとても薄いので、ダメージを避けるためにも、1ヶ月検診が終わってから始めることをお薦めします。また、体調調節がまだ上手くできない時期は、裸にせず洋服の上から優しく撫でるなどして工夫をしましょう。
オイルを使ってのマッサージは生後2ヶ月頃まで待った方がよいとも言われているため、ベビーマッサージ教室では生後2~3ヶ月の赤ちゃんから始めるケースが多く見られます。
赤ちゃんの様子とママの体調を見ながら、無理のない時期に始めましょう。

ベビーマッサージはいつまで続けるべき?

ベビーマッサージをいつまで続けるかについても、特に決まりはありません。しかし、はいはいを始めたり、つかまり立ちや歩けるようになるなど、成長に従い落ち着かずベビーマッサージをしていても逃げてしまう子もいるでしょう。そんなときに、無理に押さえつけてまでマッサージをするのはよくありません。一方、子どもが受け入れれば、昼寝や夜寝る前など、親子でリラックスできる時間におこなうのがおすすめです。

また、年齢が大きくなってきたお子様にはキッズマッサージがおすすめです。赤ちゃん返りの時期や子どもの情緒が不安定になりがちな以下の時期、成長期にもキッズマッサージは効果的です。

■保育園・幼稚園・小学校などに入り、新しい集団生活が始まるとき
■転居など新しい環境に変わるとき
■夜なかなか寝付けないとき
■身長が伸びる時の成長痛(膝、肘、背骨など)

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ベビーマッサージで注意すること

正しいやり方で行うようにしましょう。

ベビーマッサージを安全におこなうために正しいやり方を確認しましょう。以下に注意点をまとめましたので、参考にしてください。

・始める前に、マッサージの一連の手順を再度確認。
・心臓から遠い足から始める。
(赤ちゃんが安心します。)
・お腹や、胸、首などの体の繊細な部分をよく確認し、力が入らないように気をつける。
・うつぶせにして行うマッサージは手短に。
・赤ちゃんの肌を傷つけないよう、ママの爪は短く切り指輪など貴金属類を外す。
・予防接種の後は避ける。
・皮膚に湿疹がでている時は避ける。
・赤ちゃんが普段と違う様子のときは無理せず、抱っこや語り掛けでスキンシップを取る。
・授乳直後は避ける。
・ママの髪の毛が赤ちゃんにかからないよう、ゴムやヘアバンドで止める。
・マッサージの後は水分を補給する。
(ベビーマッサージ後は新陳代謝が上がるので、母乳やミルク、白湯などを与えましょう。)
・赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので保湿する。

赤ちゃんのお肌はキメが細かくとてもキレイですが、実はとっても乾燥しやすくてデリケートです。冬場など乾燥しやすい季節に、ほっぺが赤らんだりカサカサになってしまうこともよくあります。その大きな理由は、大人よりも角質が薄いからです。お風呂上がりや、お顔を洗ったあとは、しっかりスキンケアして乾燥を防いであげましょう。
また、ママ赤ちゃんに直接ふれるママの手も、潤いたっぷりにしっとりすべすべにしておきましょう。赤ちゃんにふれるママのボディケア剤は、安心な成分を選びましょう。

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