地方公務員初級資格ガイド
どんな資格
地方公務員初級試験は、都道府県や政令指定都市において、主に、一般および学校・警察事務、農林・建築・機械等の技術系職に就くための試験です。一般的な試験内容は、1次試験(教養・適性・専門・作文など)と2次試験(面接・身体検査・作文など)に分けられ、受験資格については年齢制限の他、学歴制限が設けられている場合があります。いずれも各地方自治体により内容・詳細は異なりますので、事前に確認をしておきましょう。
資格の活かし方
地方自治体が抱える行政や市民生活に関わるさまざまな職種が設けられています。自治体や試験実施年度によって、募集する職種は異なりますが、行政や学校、警察における事務職、そして農林・土木・建築といった分野における技術職で採用が行われており、多くの場合、個人の希望と適性に応じて配属されるようです。また政令都市では、短大卒以上の有資格者、保育士や栄養士、保健師といった分野でも採用を行っています。
こんな人が向いています
国家公務員に比べ、そこに暮らす住民との距離が近く、深く関わることを余儀なくされる職ですので、地域に根ざし、住民の生活に密着した仕事をしたい人に向いていると言えるでしょう。奉仕の心、その地域を愛する気持ちを持って、人々の声に耳を傾け、誠実な対応、そしてよりよい市民生活のために行動できる人が求められます。