ファイナンシャルプランナー(FP技能士)と簿記の相性・関連性、ダブルライセンスについて
ともに「お金」を扱う資格同士なので相性が良い!
ファイナンシャルプランナーと簿記ですが、どちらの資格も経理や金融を取り扱う資格ですので、相性自体は良いと言えます。
ただ、似ているようで身につく知識は大きく異なる点は覚えておきましょう。
まず、2つの資格で学ぶ内容について確認していきます。
まずは簿記についてですが、帳簿と呼ばれる表に会社の財産や売買に関する取引の記録をつけるのが主な内容です。
これにより、会社資産の変化やお金の流れが把握できるようになります。
決算書と呼ばれる「貸借対照表」、「損益計算書」、「キャッシュ・フロー計算書」の読み取り方、記帳方法の学習を通して企業の分析能力を身につけられます。
会社や仕事に深く関係しているのが簿記の特徴です。
対するファイナンシャルプランナーは、お金の計画を立案し、将来設計のためのアドバイスをする能力を養います。
家計に関する内容が多い一方で、投資や資産運用の知識も身につことから保険・不動産業界からも人気です。
このように同じお金を扱う資格ですが、大雑把にいえば「統計する専門家」の簿記と、「統計情報から分析・活用する専門家」のファイナンシャルプランナーという棲み分けができています。学習内容がお互いの資格を大きく引き立てるものになっていますので、非常に相性が良く、資産形成を充実させたい方や金融機関にお勤めの方などにダブルライセンスが適していると言えるでしょう。
▼「簿記」の資格の詳細などについては、下記リンクよりご確認いただけます。
ファイナンシャルプランナー(FP技能士)と行政書士の相性・関連性、ダブルライセンスについて
「相続」の部分で関連があるので相性が良い!
行政書士は法律をメインに扱い、官公庁への提出書類に関する内容を学習します。
業務が非常に幅広いだけでなく、独占業務として行うので専門性の高い資格と言えるでしょう。知識としてはファイナンシャルプランナーも多様な分野を学びますが、行政書士資格を保有していないと行えない業務があるのも事実です。
この2つの資格にはいくつかの共通点が存在し、中でも相続という分野は業務上で相性が優れています。
ファイナンシャルプランナー資格だけでは、プランニングの立案やアドバイスはできますが、具体的な書類の作成や提出は行えません。
行政書士とのダブルライセンスにより、相続を控えた一般家庭へのアドバイス、資料整理、コンサルティング業務など一括で全てを取り仕切ることが可能になります。
トータルで相続業務を担えますので、クライアントからの信頼、新しい顧客の獲得も容易になるかもしれません。
ここまでの話だけを聞くと「行政書士資格のみで良いのでは」と思う方もいるでしょう。
しかし、ファイナンシャルプランナー資格があることで、キャッシュフロー(収支)についてのアドバイスが可能になります。
高齢化社会が進む現代においてニーズの高い、相続や終活に向けた資産管理が行えるというのは大きな強みです。
▼「行政書士」の資格の詳細などについては、下記リンクよりご確認いただけます。
【行政書士】の資格の詳細や試験データなどについてはこちらから
ファイナンシャルプランナー(FP技能士)と中小企業診断士の相性・関連性、ダブルライセンスについて
「財政」面のコンサルティングを行う部分は関連がある!
国家資格である中小企業診断士は、中小企業等への経営診断・助言を行う資格として昨今注目を集めています。
財務会計、人事、マーケティング、生産管理といった内容をメインにしていますので、もしかするとファイナンシャルプランナーとの接点がないように思う方もいるかもしれません。
しかし、ファイナンシャルプランナーにおける財政面でのコンサルティング業務では、2つの資格の相性が非常に優れていると言えるでしょう。
ファイナンシャルプランナーとして事業継承のコンサルティング業務を行う際などは、中小企業診断士の学習領域である「経営法務」、「組織論」などの深い知識が欠かせません。
事業継承の分野では、税理士など他資格の知識も求められることが多いのですが、中小企業診断士とファイナンシャルプランナーの両方を保有していれば幅広い範囲の提案が担えます。
また、最近では中企業の顧客をメインターゲットにした独立型FPも増えており、企業向けの業務を担うケースが増加しているようです。
企業の幹部、役員の中には個人的なプランニングを求める方も多いようですので、中小企業診断士としての仕事がファイナンシャルプランナーに繋がることも考えられます。
▼「中小企業診断士」の資格の詳細などについては、下記リンクよりご確認いただけます。
【中小企業診断士】の資格の詳細や試験データ等についてはこちらから
まとめ
当ページでは、ファイナンシャルプランナー(FP技能士)と簿記・行政書士・中小企業診断士などの資格との相性や関連性などについてご紹介いたしました。
簿記でいえば、ともに「お金」にまつわる資格なので相性としては良いことや、行政書士とは「相続」の部分、中小企業診断士とは「財政」で関連があり、それぞれ相性が良いことがわかりました。
複数の資格があることで活躍の幅もさらに広がりますので、関連する資格についても取得を検討されてみてはいかがでしょうか。
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