CIA(内部監査)資格ガイド
どんな資格
公認内部監査人(CIA:Certified Internal Auditor)は企業内の財務・会計関連業務を内部統制し、これらの業務が適正に行われているかどうかをチェックする役割を担います。欧米では企業内にこうした監査人をおいて常に公正な会計業務を行うことが当たり前になりつつあります。CIAの取得者はまださほど多くありませんが、日本でも内部監査の重要性は高まっており、今後本資格取得者へのニーズは急速に高まるでしょう。
活躍の場
資格取得後、2年程度の実務経験を経てはじめて、実際にCIAとして登録されます。つまり、本資格を取得しCIAとして登録されるということは、内部監査に関する知識だけでなく実務経験をも十分に有した人材と認められることになるのです。また、本資格は企業内監査人の資格としては唯一の国際資格であり、海外での活躍も夢ではありません。
こんな人が向いています
本資格は国際資格ですが、日本語での受験が可能です。試験内容は実務経験者ないし大学生を対象としており、若干ながら受験資格に制限があります。試験内容はコーポレイトガバナンス・リスクマネジメント・コントロール・テクノロジーといった、近年のビジネス環境に即したものとなっています。会計事務所や企業の財務会計部門、内部監査部門に勤務する人、あるいは経営・財務を学ぶ大学生・大学院生におすすめの資格です。