福祉用具専門相談員に向いている人とは?
何より介護・福祉に興味があること
福祉用具専門相談員に向いてる方の特徴として、いくつか共通するものがあるかと思います。
【介護・福祉の分野に少しでも興味がある人】
福祉用具専門相談員が活躍する仕事の環境は、主に介護・福祉の現場となることが多いと思われます。
今までにご自身のご家族の介護の経験などがあり、介護・福祉業界での何かしらの関わりがあった方や、一度でも調べたり興味があった方は男性・女性問わず向いているといえるでしょう。
変化に柔軟に対応
また、日々制度が改正されることも多い介護・福祉の分野でもあるため、このような変化にも柔軟に興味を持って対応できる方はより向いているのではないでしょうか。
【コミュニケーション能力のある人】
ケアマネジャーなど介護現場のスタッフはもちろん、利用者やそのご家族などからも福祉用具に関して相談やアドバイスを求められることが多い福祉用具専門相談員。
実際の現場では、たくさんの専門職の方々とコミュニケーションを図って仕事を進めていくことが多いようです。
チームで仕事をすすめる
サービス内容の確認や共有など、いろいろな場面で関わりが発生しますので、人との関わりが好きで一緒にコミュニケーションを図りながらチームで仕事したい方や経験がある方は向いているのではないでしょうか。
【感受性が豊かな人】
福祉用具専門相談員は、福祉用具サービス利用者の方の細部にまでアンテナを張り、支援が必要なことや困っていることを把握する必要があります。
そのためには、まず相手の立場に立って話を聞いてあげたり、置かれている状況を受け止めてあげられるような感受性が求められるでしょう。
適切な提案につながる
利用者の方が感じている生活の不安・不満を感じてあげられることは、より一層適切な福祉用具の提案ができるようになるといえそうです。
【観察力がある人】
福祉用具は提案するだけでなく、実際に導入後も「使い勝手がどうか」「生活への支障はないか」「サイズなどが適正でなく負担をかけてないか」などをしっかりと見極める必要があります。
利用者の家族も対象
そのためには、普段のモニタリングでの訪問時などに、利用者の方やご家族の些細な変化を見落とさないように冷静に状況の観察をする能力が求められるでしょう。
【新しいものが好きな人】
福祉用具は、年々メーカーが新しくさまざまな機能を取り入れて商品を開発しています。
福祉用具専門相談員はケアマネとご利用者のニーズに応えためにも、常に新しい商品の情報を仕入れて必要に応じて最新の福祉用具の提案・提供していく必要もあります。
常にアンテナを張る
種類が多い福祉用具になりますので、自身でも率先して新しい福祉用具の情報を仕入れるためにアンテナを張れる方は、福祉用具専門相談員の仕事に向いているといえるでしょう。
福祉用具専門相談員は女性も活躍できる?
家事や子育てがある場合でも活躍できる
男女関係なく活躍できる
福祉用具専門相談員の仕事内容において、男性しかできない仕事や女性しかできない仕事はありません。
福祉用具のなかでも、ベットなど大型なものの搬入・設置・回収などの作業であれば、かなり重たくて大きいものになりますので、男性スタッフや他の職員にフォローしてもらいながら対応していけば問題ないようです。
女性ならではの強み
福祉用具専門相談員の現場では、男性で活躍されている方が多く感じるかもしれませんが、実際の現場では女性ならではのきめ細やかな対応や、やわらかい印象が利用者の方に安心感を与えることも多いようです。
多様化する働き方
また、働き方も多様化してきている福祉用具専門相談員は、勤務時間を限定した働き方や出勤曜日をご家庭の都合に合わせて働くことで家庭や育児との両立も可能なようです。
今後も福祉用具専門相談員の業界は、女性ならではの強みを活かして活躍をしていく女性が増えていくのではないでしょうか。
まとめ
福祉用具専門相談員は、介護系の資格のなかでもチャレンジしやすく始めやすい仕事であるといえます。
今後、日本社会は高齢化がさらに進行し、介護業界で活躍する場所も増えていくのではないでしょうか。
男女問わず介護や福祉に少しでも興味があり、人と関わることが好きな方や話を聞くのが得意な方に「福祉用具専門相談員」は魅力たっぷりの仕事といえるでしょう。