ヨガインストラクターには資格が要らない!?
ヨガインストラクターになるために、国や公的機関が認める資格は必要ありません。誰でもヨガインストラクターになることはできますが、実際には経験や知識がないと人に教えることは難しいでしょう。ヨガを教えたい、ヨガインストラクターになりたいという方は、ヨガインストラクターとしての一定基準を満たしていることを証明する意味でも資格取得をおすすめします。 ヨガインストラクターには民間資格がいくつかあります。また、資格によって違いはありますが、資格認定する協会や学校から就職のサポートや、開業のアドバイス、場合によっては助成金を受けることもできます。インストラクターを目指すうえで資格取得のメリットは大きいと言えます。
資格の種類
ヨガインストラクターとしての一定基準を満たしていることを証明できる資格をいくつか紹介します。資格取得を目指す方は参考にしてみてください。
RYT200
全米ヨガアライアンス認定資格で、ヨガインストラクターの資格として登竜門的存在となっています。既定のインストラクター講座200時間を修了し、申請することで取得可能です。アメリカをはじめ50か国以上で認められている国際資格です。
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※国内のヨガ認定資格についても紹介します。
JYIAライセンス
日本ヨガインストラクター協会(JYIA)の認定資格。美容・健康・ストレス解消を目的としたインストラクターの技術向上を目指すことができます。資格は3級から1級があり、2級は小規模な教室の開設、1級では認定校の開設が可能になります。
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J-YOGA認定インストラクター資格
Japan YOGA collageが認定しているインストラクター資格です。健康の定義を「今より少しでも動きやすい身体」とし、初心者の方や高齢者、障害のある方からアスリートまで幅広く対応できるヨガのスキル習得が可能です。資格修得後には就職サポート制度もあり。
ヨガ3級 BASIC/ヨガ2級 ADVANCE/ヨガ1級 MASTER
国際ボディメンテナンス協会(IBMA)が認める資格。美容やヘルスケアなどのボディメンテナンスを重要視していて、ヨガのアーサナ(ポーズ)を習得し、筋肉の使い方や身体の意識の仕方等のスキルが身につけられます。国際的資格を目指しているのも特徴。
AJYAヨガインストラクター(1級/2級/3級)
全日本ヨガ協会(AJYA)の認定資格。3級では認定スクールと教室でインストラクターとしての指導が可能。独立してインストラクターを目指すなら2級以上の取得が必要です。医療や福祉の場でのヨガ導入にも取り組んでいるようです。
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各ヨガインストラクター
国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)が認定する資格。ヨガインストラクター1級、2級とスタンダードなものから、マタニティヨガ、シニアヨガ、キッズヨガなどのインストラクター資格もあり。独立・起業支援としてサポート講義も行っていて、バックアップ体制も安心です。
ヨガインストラクターとして活躍するには
ヨガ協会や団体の認定資格を取得すれば、認定講師としての派遣や認定校で講師として活躍の場があります。また、自身の教室を開設したりすることも可能になります。しかし、実際の就職時には書面や面接だけではなく、実技を披露するのが一般的なようで、ヨガインストラクターの資格取得後も、より多くの練習で技術を磨くことが求められそうです。 インストラクターになるためにまず必要なことは、どのようにヨガを極めていくか、経験を積んでいくのかといったイメージを持つことではないでしょうか。独立開業を目指すにしても、優れた技術や知識だけでは運営していくことが難しいかもしれません。長い目で見た場合に、どのようなヨガ指導者になりたいのかをまずは思い描き、必要な知識やスキルは何なのかを整理しながら進めると良いでしょう。
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