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ピラティスインストラクターになるには?資格の種類や仕事内容を解説

ピラティスインストラクターになるには?資格の種類や仕事内容を解説

ピラティスとは、身体の柔軟性を上げ、筋肉を強化し、バランスを整えることを目的としたエクササイズです。
ドイツ人のジョセフ・H・ラティス(Joseph Hubertus Pilates)氏によって考案されました。

個人の健康維持だけでなく、プロスポーツ選手や軍隊のトレーニング、リハビリテーションにも取り入れられています。インナーマッスルを鍛え、姿勢を改善することで美しいボディラインが手に入ると、近年日本でも注目されています。

更新日:2023-08-07(公開日:2023-08-07)

ピラティスとは?効果や種類、ヨガとの違い

ピラティスの効果

ピラティスの効果

ピラティスは、筋力、体幹、バランス感覚、柔軟性、固有受容感覚(目を閉じても自分の手足の位置や動かしていることが分かる感覚)、集中力を高めるエクササイズです。動きの量よりも質に重点を置いており、自分の身体の可動域の中で動きの質を上げていきます。身体の動きと呼吸を意識して行うことで、精神力も鍛えられます

ピラティスのはじまりは、考案したジョセフ・H・ピラティス氏が病弱な自身の健康のためにいろいろなスポーツや治療法を研究したことだと言われています。そのため、運動能力に自信のない方はもちろん、老若男女問わず取り組めるエクササイズになっています。

ピラティスの種類

ピラティスの種類

ピラティスには、特別な道具を使わない「マットピラティス」と道具を使って行う「マシンピラティス」の2種類があります。

マットピラティスとは

マットピラティスは、ピラティスの基礎となるエクササイズです。道具は使わないので、スタジオだけでなく自宅でも行うことができる気軽さが人気です。

自分の体重のみを負荷とする自重トレーニングを行いながら、ピラティスの基礎である胸式呼吸でエクササイズを行っていきます。

マシンピラティスとは

ピラティスのために考案されたマシンを使い、エクササイズを行っていきます。特別なマシンが必要なので、設備の整った環境が必要です。

マシンはたくさんの種類がありますが、いずれも負荷の調整が可能なので初心者の方からリハビリに励む方、アスリートの方など幅広い方が利用できるようになっています。

・ピラティスマシンの例:リフォーマー

リフォーマーはピラティスを代表するマシンで、ピラティスの考案者ジョセフ氏がけが人でもベットの上でエクササイズをできるように考えたものが始まりです。

ベッドにストラップやバーがついており、ストラップを脚や手で引いたりなどのさまざまなエクササイズを行います。負荷が少なく、扱いやすく、初心者でも使いこなしやすいマシンです。さまざな部位にアプローチをし、柔軟性の向上や筋力強化を行っていきます。

・ピラティスマシンの例:チェア

チェアはワンダ・チェアもしくはローチェアとも呼ばれます。リフォーマー同様、ピラティスを代表するマシンの一つです。小さなアパートでのエクササイズや持ち運びができるように考案され、リフォーマーよりもコンパクトになっています。

小ぶりなサイズながら30以上のエクササイズが可能です。マシンと身体が接する面が他のマシンと比べて少なく、身体が支えられる面積が小さくなるため、リフォーマーよりも難易度が上がります

ピラティスとヨガの違い

ピラティスとヨガの違い

ヨガと比較されることの多いピラティス。ピラティスの考案者ジョセフ・H・ピラティス氏が学んだものの中にヨガもあったことから、ピラティスとヨガは似ている部分も多くあります。両者とも、心と身体が向上していく点は共通点ですがアプローチの方法などで異なる点が多くあります

目的の違い

ヨガは、呼吸や姿勢により瞑想を行い、心の安定とやすらぎを得ることを目的としています。ヨガのポーズをとることにより、柔軟性が高まり身体も向上していきます。一方ピラティスは、エクササイズを通してインナーマッスルを鍛え体幹を強くし安定した身体をつくりながら精神にも意識を向けていきます

動き方の違い

動き方の違いに着目すると、ヨガは自身の可動域をなるべく広げていくように行うのに対し、ピラティスは自分の可動域の中で行える範囲で動きの質を高めるように行う点が異なります。

呼吸の違い

呼吸法にも違いがあります。ヨガは肺の下にある横隔膜を使う腹式呼吸、ピラティスは肺の周りの筋肉を使う胸式呼吸を行います。
ヨガで使用する腹式呼吸では、副交感神経が優位になるためリラックス効果があります。一方、ピラティスで使用する胸式呼吸では、交感神経が優位になり心や身体がアクティブになります。

ピラティスインストラクター講座・スクール比較

ピラティスインストラクターになるには資格が必要?

ピラティスには確立されたメソッドがあり、インストラクターとして活躍するためにはそのメソッドを学ぶ必要があります。資格は必ずしも必要ではありませんが、知識と指導方法を学ぶためにもカリキュラムを受講し、資格を取得することがおすすめです。

ピラティスインストラクターを目指せる資格をいくつかご紹介します。

ピラティスインストラクターの資格の種類

IHTA認定 「マットピラティスインストラクター」

ピラティスの基礎となるマットピラティスの指導方法を学びます。インストラクター未経験でもプロを目指せる独自のカリキュラムが用意されています。
ピラティス専門スタジオと提携しており、資格取得後は就職サポートを受けることも可能です。

一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)認定「ピラティスインストラクター資格」

ピラティスの基本原則と基礎知識や指導法などを身につけていることを証明する資格です。

キャリアカレッジジャパンの「ピラティスインストラクター養成講座」を修了することで受験が可能です。「ピラティスインストラクター養成講座」では、基礎知識から始まり23種類のベーシックエクササイズと18種類のアドバンスエクササイズ、ツールを使ったエクササイズについて学べます。

BASIピラティス認定「BASIピラティス指導者資格コース」

ラエル・イサコウィッツ(Rael Isacowitz)氏によって立ち上げられたBASIピラティスは、世界最大規模の40ヵ国でピラティス専門プログラムを提供しています。
「BASIピラティス指導者資格コース」では、30年以上にわたる実績豊富なBASIピラティスのノウハウ、ピラティスインストラクターとしての指導力を学ぶことができます。

ピラティスインストラクター講座・スクール比較

ピラティスインストラクターの仕事内容

ピラティスインストラクターの仕事内容

ピラティスインストラクターは、ピラティスの考え方を伝えた上で動きや呼吸法を正しく指導していきます。そのために、ピラティスのエクササイズだけでなく、ピラティスのコンセプト、解剖学(骨や筋肉、関節の仕組み)や、呼吸方法、姿勢の確認方法などの知識を身につける必要があります。

ピラティスのレッスンはグループレッスンやマンツーマンで行うプライベートレッスン、オンラインレッスンなどの形式があります。また、生徒それぞれの身体状況や目的にあわせた指導やプログラム作りも行っていきます。

スタジオやスポーツ事務で勤務する場合は、ピラティスの指導だけでなく受付や事務作業、開店閉店作業、清掃なども行います。開業する場合は、収益を出せるような経営や集客戦略を立てる必要があります。

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ピラティスインストラクターの活躍の場

ピラティスインストラクターの仕事内容

ピラティスインストラクターは、ピラティス専門のスタジオや、ピラティスのプログラムを行っているスポーツジムなどで、正社員や契約社員として勤務する方やフリーのインストラクターとして時間単位で契約をとり、さまざまなスタジオで講義を行う方もいます。
ほかにも自身のスタジオを立ち上げて開業する方もいます。

各ライセンスを発行しているスクールや団体では、就職支援も行っており「ピラティスを仕事にしたい」と考えている方はサポートを受けることが可能です。

最近ではオンラインでレッスンを行うオンライン講師として活躍する方もいらっしゃいます。

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