イラストレーター資格ガイド
どんな仕事?
さまざまなメディアのイラストを描く仕事です。発注者からの依頼に応じて、企業や商品のイメージ、キャッチフレーズ、小説の内容などをイラストに表現します。業務によって小さなカットからキャラクターデザインやポスターまで要求は幅広く、対象も人物やスポーツ、動植物、科学などさまざまな分野にわたります。自動車や電化製品など工業製品の構造や機能をリアルに描くテクニカルイラストの仕事もあります。
活躍の場
雑誌・書籍・新聞・ポスター・カタログ・CDジャケットなどのあらゆる印刷物やホームページにイラストは欠かせない要素です。常に新しい個性や感覚をもった人材が求められており、イラストの需要は今後も増えると考えられます。広告代理店や出版社、デザイン事務所などに所属する場合もありますが、ほとんどのイラストレーターがフリーで仕事をしています。実力があれば年齢、性別に関係なく幅広く活躍することができます。
必要な知識とスキル
クライアントのニーズにどれだけ的確に応えられるかがこの仕事をする上でのポイント。自分の作品にこだわらない柔軟な姿勢と、さまざまなバリエーションに対応できる技術力・表現力が求められます。メディアによっては非常に短納期で仕上げることを求められるため、速く美しく描く技術と徹夜に耐えられる体力も必要です。パソコンのグラフィックソフトの進化によって、新しい表現の可能性も広がっています。ソフトを習熟すれば、活動の幅も広がるでしょう。