ケアマネジャーの給与・平均年収はどのくらい?
年収は約350~400万円程度
主に居宅介護支援事業所で働く介護ケアマネジャーは、高齢者の方々が利用している社会福祉施設や介護サービス事業所、病院などに勤務しており、平均年収は約350~400万円が相場といわれています。
介護業界でお勤めになられている介護福祉士や社会福祉士などが、スキルアップとして資格取得を目指す場合が多く、実務経験を5年以上経れば、受験資格を得られるのです。
資格があることで給料アップにつながることもある
民間資格のケアマネジャーは、資格を取得すると給料アップにつながる場合もあり、施設では管理職の役職である場合も多いため、年収アップの可能性も高くなるといえます。
例えば、社会福祉士の仕事は施設で働く場合、勤続年数に合わせて賞与を与えられる場合が多いでしょう。
ケアマネジャーの場合は、管理職の役職が付く場合も多く、賞与だけではなく管理職の手当が給与に加算されるため、大幅な給料アップが目指せます。
先々のことを考えても資格取得はおすすめ
お子さんの進学やご結婚など、年を重ねるに連れて、さまざまな費用がかかる可能性も考えられるでしょう。
ご自身の両親に介護が必要になる場合や老後の貯蓄など、ライフプランを考えていくことは大切といえます。
今後の将来的なキャリアプランを検討した場合も、主任や課長、部長など、役職が付くことで手当ても増えていきます。
年間にすると100万円以上の給与アップも期待できる意味でも、ケアマネジャーの資格取得を目指す方法は、おすすめといえるのではないでしょうか?
独立・開業した場合の年収は約420~480万円程度
独立・開業した場合、ケアマネジャーが一人で請け負える一日の上限は35人までと決められているため、月収は平均で約30~40万円、年収にすると約360~480万円が相場といわれているようです。
施設に雇用される働き方とは違い、独立型居宅介護支援事業所として開業して、ケアマネジメントのみを行う事業所として仕事を請け負います。
独立時に必要なこと・メリットなど
施設での働き方とは違い、仕事獲得の営業活動、お客様からの改善案や要望、経理などを含めて、一人でさまざまな仕事を担当する必要も出てくるでしょう。
正社員で雇用されている間に、横のつながりや人脈作りを意識しておくと、独立・開業した際には顧客獲得の可能性もあるかもしれません。
独立・開業のメリットとしては、働く時間や休日は自身で調整ができる点や、仕事の収入は経費以外が自分の収入につながる点もあげられます。
雇用される働き方とは違い、事業所の方針を自分が決められる自由さも、メリットにあげられるのではないでしょうか?
まとめ
ケアマネジャーの給与や平均年収について、ご紹介いたしました。
施設に雇用される働き方の場合、年収は平均で約350~400万円、独立・開業した場合、年収は平均で約420~480万円といわれています。
介護業界で経験を積んだ後、スキルアップにもつながるケアマネジャーは、同じ業界で転職する際にも能力を信用される可能性も上がるでしょう。
介護業界のプロとして、ケアマネジャーは管理職の仕事を任される場合が多いため、スキルアップだけでなく、給与アップにも期待が高まります。
将来的なキャリアプランを見つめる上でも、ぜひ資格取得をご検討されてみてはいかがでしょうか?