ケアマネジャー試験に合格するためのおすすめテキスト・参考書
ゼロからスタート! 馬淵敦士のケアマネ1冊目の教科書(馬淵 敦士)
ゼロからスタートというタイトルの通り初めてケアマネージャーという職業に触れる方、予備知識などがない方にもおすすめできる一冊です。
ケアマネジャー試験は介護保険法を始めとした法律の開設が多く、文章のみだと苦手意識が生まれやすくなりやすい傾向にあります。
イメージが掴みやすい
図解を用いて解説を行うことでイメージを掴みやすくし、モチベーションを維持しながら最後まで学べるよう工夫がされています。
その他にも約10時間で基礎知識を抑え、内容を読み切れるよう見開き構成になっていて、1項目ごとに左にポイントを押さえた解説、右に図やイラストが豊富に記載されており、読みやすくなっています。
みんなが欲しかった! ケアマネの教科書(TACケアマネ受験対策研究会 )
改正介護法、最新年度の介護報酬改定にしっかりと対応した内容になっています。
ケアマネジャー試験の大半は『介護支援専門員 基本テキスト』から出題される傾向があり、その内容から特に試験に出題されやすい範囲について解説を行っています。
セクションごとに「学ぶこと」を提示しており、学習上の狙いを理解したうえで学習リズムがつかみやすくなるようになっています。
学習の優先度がわかる
各項目に重要度をA/B/Cの3段階でランク付けしており、学習するうえで優先順位をつけて、押さえるべきポイントを押さえやすくなるような工夫がされています。
重要度ごとに覚えた項目を使った例題(過去の本試験問題)も掲載されていて、現在学習している内容を理解できているか、試験でどのように使われているか把握できるようになっているのも特徴です。
ケアマネジャー試験ワークブック(介護支援専門員受験対策研究会 )
「ケアマネージャー試験ワークブック」は長年にわたってケアマネジャー資格試験の受験者から高い評価を得ている受験参考書です。
本書の特徴としてはまず、「介護支援分野」「保健医療サービスの知識等」「福祉サービスの知識等」の各項目で分類し、冒頭では学習の参考となるA~Cの出題頻度と学習ポイントを紹介しています。
○×問題で習得度がわかる
解説文に加えて側注として「プラスα」「アドバイス」「用語解説」で内容をより詳細に補足し、情報を補いながら効率的に学習がしやすくなっています。
各項目の最後には「基礎理解度CHECK!!」として学習した内容の復習を○×問題形式で回答し、その分野の習得度を確認することができますので、各分野の理解度の把握がしやすく、自身の苦手、得意分野のチェックがしやすくなっています。
福祉教科書 ケアマネジャー 完全合格テキスト(ケアマネジャー試験対策研究会)
「ケアマネジャー 完全合格過去問題集」は過去の試験で実際に出題された問題が多数収録されている、より実践的な参考書になっています。
過去5年分の試験問題を収録しており、出題傾向や重要項目がわかりやすくなっています。
またテーマ別に分類されていて弱点の発見・対策・克服に最適です。
ストーリー形式でわかりやすい
出題内容の解説部分では、「教授」と「受験生」のキャラクターが登場し、ストーリー形式で読みやすく工夫されています。
例えば受験生がつまづきやすいポイントに対して教授がわかりやすくかみ砕いて解説をしてくれるなど、受験生の視点に入り込みながら重要なポイントをしっかりと押さえることができます。
その他にも解説部分にはイラスト・図表も数多く掲載されており文章だけではわかりにくい内容も視覚的に学習しやすくなっています。
ケアマネジャー試験合格問題集(介護支援専門員受験対策研究会 )
本書は、過去のケアマネジャー試験の出題傾向を分析して作成した300問(五肢複択方式)を収録しています。
本番試験の問題形式(5つの選択肢から2つないし3つの正答を選ぶ)で出題されるため実際の試験を想定し、出題方法になれることができます。
頻出マークで効果的な学習ができる
より出題されやすい傾向にある問題には「頻出マーク」があり、頻出マークがある問題から優先的に取り組むこともできて、より効果的に学習できるようになっています。
また、各項目には「ONE POINT」として知っておくとより理解が深まるプラスαの知識や整理しておきたい内容を記載しており、解説と合わせて読むことでより実力アップに繋がります。
まとめ
ケアマネジャー資格試験を受験する際には、今回ご紹介した5冊の参考書・問題集は初めて介護分野に触れる方にもわかりやすいものになっています。
文章での解説だけではなく図やイラストを使ってより分かりやすく解説しているものや、ただ過去問題を掲載するだけでなく傾向や「なぜ」そうなるのかを、最初からしっかりと解説しているものばかりです。
それぞれの参考書に特徴がありますので、実際に手に取って確認されるなどして、ご自身に合った参考書をお選びください。