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信制大学はやめた方がいいと言われる理由を解説!後悔しない学校の選び方も紹介

通信制大学はやめた方がいいと言われる理由を解説!後悔しない学校の選び方も紹介

通信制大学はやめた方がいい、後悔する、やばいといった声をよく見かける方もいるかもしれません。ですが、働きながら学びたい方に通信制大学は大変おすすめです。
やめた方がいいといわれる理由や、後悔しない大学の選び方を紹介します。

公開:2022-09-06 10:00 (最終更新:2024-11-06 10:00)

通信制大学への入学はやめた方がいいといわれる理由

通信制大学はやめた方がいいと言われる理由を解説!後悔しない学校の選び方も紹介_regret

卒業しても大卒にはならないと勘違いされているから

通信制大学は卒業しても大卒の学歴として認められないと思っている人がいることが一つの理由です。

しかし、実際は通信制大学も通学制の四年制大学と同様に、正規課程を卒業すれば大卒の学歴を得ることができます。
通信制大学は学校教育法によって、正規の大学として文科省に認可されているからです。

そのため、卒業すれば履歴書にも大学卒業を最終学歴として書くことができます。
履歴書に通信教育の課程を卒業した旨を明記しなくても差し支えないため、就職活動時には同じ大学の通学課程を卒業した人と同様の大卒として書類に記載することができます。
もちろん、大卒が応募条件の求人にも応募できます。

しっかり学歴として認められるため、大卒になりたいから通信制大学を考えているという人にとって「やめた方がいい」ということは決してありません。

もっと詳しく 通信制大学は学歴にならない?就職時の履歴書にはどのように書けばよい?

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誰でも入れるから

通信制大学は誰でも入学できるので入っても意味がない、なのでやめた方がいいと考える方も多いようです。しかし、これも通信制大学をやめた方がいいという理由にはなりません。

確かに通信制大学には入学試験がない場合がほとんどです。高校を卒業しているなどの入学条件を満たしていれば、書類審査のみでほとんど誰でも入学することができます。

しかし、誰でも入れるから意味がないということはありません。
通信制大学の卒業率は通学制の四年制大学よりも低く、卒業する難易度も高いといわれています。
そのため、通信制大学を卒業すれば就職・転職活動で十分に評価の対象になり得るでしょう。

もちろん卒業までの努力が必要というハードルがあり、誰でも卒業できるわけではありません。しかし、卒業した後にメリットがあることは確かです。
そのため、通信制大学は誰でも入れるからやめた方がいいということはありません。

もっと詳しく 通信制大学は入試がない?出願から合格までの流れを解説!

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大手企業へ就職できないといわれているから

通信制大学を卒業しても大手企業に就職するのが難しいということで、やめた方がいいという意見もあります。しかし、これも一概には肯定できません。

なぜならば、前述の通り通信制大学の卒業は、通学制の四年制大学と同様に大卒の学歴として認定されるからです。制度上、そこに通信制と通学制の差はありません。
大卒が応募条件になっている場合は、通信制大学を卒業した方も就職するチャンスがあります。

大手企業の中には旧来の学歴を重視し、通信制大学は通学制の大学と同等とはみなさないという会社もゼロではないでしょう。
しかし、これは大手企業に限らず、他の会社でもいえることです。
企業によって採用方針や考え方が異なるので、通学制の有名大学卒業者しか採用しないという会社も存在するかもしれません。

反対に大手企業であっても中小企業であっても、通信制大学の卒業を高く評価する場合はあります。
働きながら通信制大学を卒業した場合、その努力や熱意を好印象に捉える企業は少なくないでしょう。

「ガクチカ」とも呼ばれる大学時代に力を入れたことをアピールしづらいから不利であるという意見もあるようですが、仕事と学業の両立への努力や、自学自習の継続は十分にアピールポイントとなり得ます。

これらの理由により、大手企業に必ずしも就職できないとはいえません。

ただし、通学制の四年制大学と同様の就職サポートはおこなっていない大学もあります。
就職活動自体は自身の力でおこなう必要がある点は事前に知っておきましょう。

もっと詳しく 通信制大学は就職に不利?

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通学制の大学より下だと思われているから

通信制大学は、通学制の四年制大学に入学できなかった人が入るものであり、通学制よりランクが低いものだと思っている人もいるようです。
しかし、実際は社会人が働きながら知識・スキルを身につけられるように開かれた大学であり、質の低い教育機関というのは大きな誤解です。

入試を実施していない通信制大学には偏差値というものが存在しません。
そのため、通学制の四年制大学より下であると思い込んでいる人もいるようです。

自学自習で単位を取得する必要がある通信制大学を卒業するためには、通学制と比較しても強い目的意識と自律心が必要になります。
実際に通学制の大学と比較しても通信制大学の卒業率は低い傾向にあり、評価が通学制の大学に劣ることはないでしょう。

そのため、通学制の大学より下だから通信制大学をやめた方がいいというのは誤解です。

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卒業できず後悔しているという声をよく見るから

通信制大学に入って後悔しているという声を見て、やめた方がいいと考えている人もいるかもしれません。
実際に通信制大学の卒業率は低いことも多く、標準在籍期間を超過しても卒業できない場合も少なくありません。卒業できずに後悔しているという方もいるようです。

通信制大学で能動的に学習し、課題レポートの提出を重ねて必要な単位を取得、卒業するためには一定の努力が必要になります。

もし、入学すれば誰でも簡単に卒業できると考えているならば、確かに入学を考えなおした方がいいかもしれません。

しかし、目的意識を持って取り組めば、通信制大学卒業は決して不可能ではありません。
実際に毎年多くの社会人が、仕事と学業を両立しながら修学、卒業しています。

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学び直したい社会人にとって「通信制大学はやめた方がいい」なんてことはない!

学び直したい社会人にとって「通信制大学はやめた方がいい」なんてことはない!_regret-1

通信制大学は、学び直したい・働きながら大卒資格を取得したい社会人には大変有用です。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

通信制大学のメリット① 働きながら大卒資格や各種資格が取得できる

通信制大学の大きなメリットは、大卒資格や教員免許などの各種資格の取得を目指せることです。

大卒の資格は、もちろん大学を卒業しなくては取ることができません。
また、教員免許や認定心理士など一部の資格は、所定の単位を修得して大学を卒業することが条件になっています。
加えて、社会保険労務士など、大学の卒業が受験資格になっている資格もあります。

働きながら通学制の大学で目指すこともできますが、日中に勤務している方には難しい面が多いのではないでしょうか。

そのため、社会人が大卒の学歴やこれらの資格取得を目指すならば、通信制大学の利用が適しています。

通信制大学は、基本的に日中に通学する必要はないため、帰宅後や通勤中などに学習を進めながら資格取得を目指せます。
また、対面もしくはオンラインで受講するスクーリング科目についても、社会人を考慮して土日などに開講している学校も多いようです。

働きながらキャリアアップ、スキルアップを目指し、資格取得を考えている方には利点が多いといえるでしょう。

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通信制大学のメリット② 学費が安い

通学制の四年制大学と比べて学費が安いことも通信制大学のメリットです。

通信制大学は4年間で卒業した場合、総額で平均50~70万円程度の学費で学ぶことができます。
私立文系の通学制大学へ入学する場合、4年間で卒業した場合も総額で平均400~500万円程度の学費が必要になります。

比較すると10分の1ほどと、通信制大学が非常に安い学費で通えることがわかります。
学校によって学費は異なりますが、通学と比べて通いやすいことは間違いないでしょう。

家賃などの生活費を毎月の収入から捻出している社会人にとって、少しでも安い学費で学べることは大きなメリットといえるでしょう。

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通信制大学のメリット③ 入試なしで入学できる場合がほとんど

通信制大学には入試がなく、書類選考のみで入学できることがほとんどです。

通学制の大学に入るためには、入試に向けての勉強などを多くの時間をかけておこなう必要があります。
しかし、通信制大学ではその手間は必要ありません。入学資格を満たしていれば、ほとんどの場合は入学することができるでしょう。

もちろん出願書類の提出は必要になりますので、できるだけ早いうちに入学する大学の検討や学校資料、提出書類の請求をしておくことをおすすめします。

学校によっては、入学時にレポート課題を課される場合もあるようです。

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通信制大学のメリット④ 自宅学習中心で働きながら学びやすい

通信制大学の学び方も社会人にとっては利点が多いといえます。
基本的には自宅などでテキストや資料を参照しての自習が中心のため、自分の都合に合った時間に学習を進めることが可能です。

出勤前や帰宅後、通勤時間などに勉強を進められることは、まとまった時間に通学することが難しい社会人に向いている部分が大きいでしょう。

スクーリング科目に関しても、オンラインで受講可能な大学も増えています。
大学によって形式は異なりますが、スクーリングをオンラインのみで完結できる大学を選択すれば、一度も通学することなく卒業することも可能です。

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通信制大学へ入るのをやめた方がいいかもしれない人

通信制大学へ入るのをやめた方がいいかもしれない人_regret-2

社会人にとってメリットの多い通信制大学ですが、どなたでも卒業できるとは言い難い面もあります。
以下のような場合、入学を考え直した方がいい、入学後に後悔する可能性もがあるかもしれません。

できれば勉強したくないと考えている人

学歴はほしいけど、できるだけ勉強はしたくないと考えている方には、通信制大学の卒業を目指すのは難しいかもしれません。

なぜならば、通信制大学の学習はテキストでの独学やレポート課題の作成など、自主的に勉強を進める必要があるものがほとんどだからです。

通学制の大学だと、学校によっては出席点が重視されて毎回出席しておけばほとんど単位が取れる科目などもあるようですが、通信制大学では課題の提出と合格が大きな比重を占めます。
主体性がないと1つの単位すら取得が難しくなるかもしれません。

自主的に学習を進めるのが苦手な方は、対面やオンラインで直接講義を受ける形式の「スクーリング科目」が充実した通信制大学を検討すると負担を減らせるかもしれません。

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自己管理、モチベーション維持が苦手な人

自分を律し、モチベーションを維持できるか否かも通信制大学での卒業を目指す上で重要です。

1年次入学した場合に4年間で通信制大学を卒業するためには、124単位以上を修得する必要があります。平均すると1年で31単位を修得しなくてはなりません。
自学自習とレポート課題の提出を長い期間繰り返し、1つ1つ単位を修得していくためには、少なくない時間を学習に向ける必要があります。
仕事や家事に忙しい社会人の方は、仕事に疲れて帰宅した後や休日にも学習時間を捻出しなくてはならないでしょう。

通信制大学の学習は、怠けようと思えばいくらでも怠けられます。だからこそ、途中で投げだしてしまう人が多いことも事実です。
通信制大学の卒業率の低さは、この脱落しやすさにあるといえるでしょう。

卒業してからの目的をしっかりと持ち、スケジュールを管理しながらコツコツと学習を進める意志が求められます。

3年次編入の場合や大学側に指定された資格を取得している場合などは、単位の免除を受けることができます。 その場合は少ない単位数で卒業することができますので、そういった制度を利用できないかを確認しておくと良いでしょう。

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一般的な大学生活のイメージに憧れている人

いわゆるキャンパスライフのような大学に通って友人関係を築くような生活を送りたいと考えている方は、イメージとのギャップに困惑するかもしれません。

通信制大学での学習は、自宅での自習が中心になります。そのため、大学のキャンパスに通学する機会は多くありません。
大学によっては、一度も通学することなく卒業できる学校もあるほどです。

そのため、一般的な大学生活を楽しみたいと考えている方は、通信制大学での学び方についてしっかり確認してから再検討すると良いかもしれません。

スクーリング科目では他の学生と一緒に講義を受ける機会があり、普段話すことのないような年齢・職業の方と交流できる場合も多いようです。
少しでも大学生活を楽しみたいとお考えの方は、スクーリングが豊富でディスカッションなどが多い大学を選択すると良いでしょう。

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入学を後悔しない、通信制大学が向いている人

入学を後悔しない、通信制大学が向いている人_regret-3

通信制大学へ通う目的がある人

通信制大学へ通うことで成し遂げたい目的がある方は、入学を後悔する可能性も低いでしょう。

社会人としての生活が忙しく学業との両立を難しいと感じることがあっても、「教員免許を取得して教師になりたい」「知識を身につけてキャリアアップしたい」などの明確な目標があれば、モチベーションを維持しやすくなります。

目的、目標は勉強への原動力になります。
まずはどんな目的で通信制大学で学びたいのかを明確にすると良いでしょう。

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好奇心が強い人

好奇心が強く、新たなことを学ぶ過程を楽しめる人は、通信制大学の学習に向いているでしょう。

通信制大学での学習は自学自習が基本です。
学んでいる内容に興味を持ち、もっと知りたいと思える方は自ら勉強を進めることができるでしょう。
大学では、体系的に各分野の学問を追求することができるため、好奇心が強い方にはとても楽しい環境になるのではないでしょうか。

通信制大学での学問をさらに深めたいと思った場合は、通信制大学院への進学という道もあります。

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休日は自宅で過ごすことが多い人

プライベートで外出することが好きな方より、自宅で過ごすことが多いという方のほうが通信制大学の学習は向いているかもしれません。

多くの時間数を学習に向けるためには、どうしても自宅など落ち着ける場所でおこなう必要が出てきます。

余暇は外出することでリフレッシュしているという方は、ストレスがたまってしまう可能性があります。自宅で過ごすことが苦にならない方のほうが向いているといえるかもしれません。

もちろん、明確な目標意識があり、自己管理ができる方ならば心配は無用でしょう。

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通信制大学の卒業が就職・転職活動に活かした体験談

通信制大学の卒業が就職・転職活動に活かした体験談_regret-4

熊谷 透さん(33歳)

産業能率大学 通信教育部_熊谷 透さん

自由が丘産能短期大学 通信教育課程 経営管理コース 卒業、
産業能率大学 通信教育課程 経営コース 卒業。
現在は産業能率大学大学院 経営管理コースに在学し、MBA取得を目指しています。

在学中の転職活動では、面接でお会いした人事担当、部長クラス、役員、社長、全員の方に好印象を持たれ、「社会人で仕事をしながら大学に通っている」ということに前向きな評価を頂きました。
マイナスな印象を持たれたことは一度もなかったように思います。

通信制大学について質問される際は、「なぜ通信制大学に通っているのか?」「どんなことを学んでいるのか?」「仕事に支障はないのか?」などを聞かれることが多かったように思います。

仕事に役立てるために学んでいることや、先ほどお話しした通り仕事に差し支えはないことを回答していたこともあり、「仕事を頑張っているこの人なら、この会社でも頑張ってくれるだろう」と考えてくれた担当者は少なくなかったのではないでしょうか。

また、転職後に社内の上司や同僚の方にも悪い印象は持たれず、褒められることが多くありました。

自分の経験から申し上げても、時間的・金銭的に厳しくないようであれば、通信制であっても大卒資格は取るべきだと思います。

もっと詳しく 産業能率大学 通信教育課程の卒業生にインタビュー!経営学を学ぶ中で見えてきたものとは?

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後悔しない通信制大学の選び方

取りたい資格を目指せる通信制大学を選ぶ

目指している資格がある方は、その資格を取得できる通信制大学を選びましょう。

特定の資格に対応したコースを開講しているか否かは、大学によって異なります。
まずは、自分が取りたい資格に対応している通信制大学を確認し、その中で自分に合った学校を選択すると入学後に後悔しづらくなるでしょう。

併せて、目的の資格を取得するためには通学スクーリングをする必要があるのか、実習などは必要かなども確認しておくことをおすすめします。

学びたい分野の学部・学科がある通信制大学を選ぶ

資格対応コースと同様に、開講している学部・学科は大学によって異なります。
そのため、自身が学びたい分野が学べる通信制大学はどこなのかをまず確認してから大学選びをおこなうと良いでしょう。

大学によっては、通学課程と通信課程で開講している学部・学科が異なる場合もあるため、必ず通信課程の案内を確認しましょう。

「この学部・学科で学びたい」という明確なイメージがない方も、興味があることから学ぶ分野を選ぶこともできます。

幅広く人気がある心理学を学べる学部・学科を開講している通信制大学も多数存在します。

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自分に合った学習スタイルの通信制大学を選ぶ

自分の生活や性格に合った学習スタイルで学べる通信制大学を選ぶこともおすすめです。
基本が自学自習になる点はどの通信制大学でも共通していますが、学習スタイルは大学によって以下のように異なっています。

  • 対面スクーリングが充実している大学
  • オンライン講義で通学せず卒業できる大学
  • 職員による学習サポートが手厚い大学

どんな学習方法だと自分は効率的に学べるのかを考え、通信制大学ごとの特色を確認して自分に合った大学を選ぶと後悔する可能性を下げられます。

いくつか興味のある通信制大学を絞り込んだら、各大学の資料や説明会・個別相談などを利用して最適な学校を選択するようにすると良いでしょう。

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