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精神保健福祉士を目指している方必見!資格取得を目指せる通信制大学を紹介

精神保健福祉士を目指せる通信制大学4選!選び方やメリットを解説

最終更新:2024-09-03

精神保健福祉士の資格が取れる通信制大学4選

精神保健福祉士の資格が取れる通信制大学を4校紹介します。それぞれの大学の特徴や合格率にも触れているので、自分に合う通信制大学を見つけ、精神保健福祉士の資格取得を目指す方は参考にしてください。

精神保健福祉士の通信制大学比較

精神保健福祉士の資格が取れる通信制大学の選び方

精神保健福祉士の資格が取れる通信制大学がわかったうえで、どのような点に注目して大学を選べば良いか迷う方もいるでしょう。ここでは、精神保健福祉士の資格が取れる通信制大学の選び方について紹介します。

受験資格取得のための単位取得が可能か

精神保健福祉士の国家試験を受験するためには、厚生労働大臣が指定する科目を履修する必要があります。そのため、通信制大学を選ぶ際には、必修科目がしっかりと開講されているかを確認しましょう。具体的には、以下の科目です。

  • 医学概論
  • 心理学と心理的支援
  • 社会学と社会システム
  • 社会福祉の原理と政策など

数年に1度、指定科目が変更されることもあるため、詳しくは社会福祉士振興・試験センターの精神保健福祉士国家試験のページで指定科目を確認してください。

国家試験対策が手厚いか

通信制大学で精神保健福祉士の資格を取得する際、国家試験の合格は必須です。そのため、以下の点に注目し、国家試験対策が手厚い大学を選ぶことが大切です。

  • 国家試験対策講座の有無
  • 過去の国家試験合格率
  • 添削指導体制の充実度
  • 模擬試験の実施回数
  • 教員の国家試験対策への取り組み

このように、各大学の国家試験対策の取り組みをよく比較検討する必要があります。通信制大学でも、教員インタビューのページが公開されているので、資料請求する前に閲覧しておくことをおすすめします。

学費が自分に合っているか

通信制大学で学ぶ場合、学費は大切なポイントではないでしょうか。授業料や実習費用など、大学ごとに学費体系は異なります。一般的に通信制の方が通学制に比べて安価な傾向にありますが、それでも年間100万円を超える大学も少なくありません。

中部学院大学通信教育部の年間学費を見ていきましょう。

履修授業料 155,000円(31単位×5,000円)
スクーリング料 40,000円(8単位×5,000円)
基本授業料 31,000円(年額)
合計 226,000円

引用 中部学院大学通信教育部

1年間の学費合計は226,000円となり、卒業までには約89万円が必要です。大学によっては奨学金制度を利用できるところもあるので、費用を抑えたい方は通いたい大学の資料請求をしてみると良いでしょう。

実習の環境が整っているか

通信制大学で精神保健福祉士の資格を取得する際、実習の環境が整っているかどうかも大切なポイントです。大学によっては、実習先の確保が難しい場合があります。自宅から遠方の施設で実習をする必要が出てくると、交通費や宿泊費がかさみます。

そのため、実習先の確保状況や居住地域での実習が可能かどうかを事前によく確認しましょう。実習環境が整っていれば、学習と両立しやすくなります。

就職支援に力を入れているか

就職支援の内容は通信制大学によって異なります。大学では、以下のようなきめ細やかな支援を行っています。

  • 個別の就職相談会の実施
  • 公的機関や民間企業からの求人情報の提供
  • 履歴書や面接の対策講座の開講など

一方、通信制大学によっては十分な就職支援が行き届いていない可能性があります。精神保健福祉士を目指す方は、自身の就職希望に合わせて、就職支援の内容を事前に確認することが重要です。

通信制大学で精神保健福祉士を取得するメリット

ここからは、通信制大学で精神保健福祉士を取得するメリットについて解説します。

学費を安く抑えられる

通信制大学の大きなメリットは、学費を安く抑えられることです。対面授業がほとんどないため、大学が維持する施設費などの経費が少額で済むためです。加えて、スクーリング以外で自宅から通学する必要がないので、交通費もかかりません。

仕事を続けながら学習を進められる

通信制大学は、通学の必要がないため、働きながら学習を進められます。平日の昼間は通常通り仕事に従事でき、実習以外の時間は自分のペースで学習できるなど、柔軟な学習スタイルで資格取得を目指せます。

居住地を問わず全国の通信制大学から選べる

通信制大学の魅力の一つは、全国どこに住んでいても入学できることです。例えば、東京都在住者でも愛知県の大学を選べます。自宅から通学できる範囲に大学がない場合でも、通信制ならば問題ありません。

ただし、実習やスクーリングが必須なため、居住地から通える範囲の大学の確保が課題となります。しかし、居住地を選ばずに全国から大学を選べるのは、通信制ならではの大きなメリットです。

国家試験合格に特化したカリキュラムが用意されている

通信制大学の多くは、精神保健福祉士の国家試験合格を意識したカリキュラムを編成しています。例えば、精神保健の専門科目のみならず、国家試験に頻出する医学一般の科目も重視しています。加えて、過去の国家試験問題の演習や模擬試験対策などもです。このように、通信制大学では精神保健福祉士を目指す学生のニーズに合わせて、効率的な国家試験対策を実施しています。

精神保健福祉士と社会福祉士の両資格を同時に取得できる

通信制大学では、精神保健福祉士と社会福祉士の両資格を取得することが可能です。両資格を取得すると、福祉の分野でより幅広い就職先を選べるメリットがあります。ただし、両資格を取得する際は、必要単位数が多くなるため、修業年限が長くなる点にご留意ください。しかし、精神保健福祉と社会福祉の両方の知識を深く学べるという大きなメリットもあります。

通信制大学で精神保健福祉士を取得するデメリット

最後に通信制大学で精神保健福祉士を取得するデメリットについても解説していきます。

対面授業が少ないため自己学習が必要

通信制大学は対面授業の機会が少ないのが特徴です。通学する必要がなく、自宅で講義動画を視聴したり、レポートを作成したりと、自分のペースで学習を進められます。一方で、教員や学生との直接的な交流が少なくなるため、自己学習への意欲が大切です。

授業の予習・復習を怠ると、内容の理解が遅れてしまう恐れがあります。また、質問したい点があっても、すぐに教員に確認できないデメリットもあります。

実習先の確保や調整が難しい可能性がある

通信制大学の場合、居住地の実習施設の確保が難しかったり、勤務先と実習先の両立が困難になる可能性があります。また、遠方の実習先に通う際の交通費や宿泊費の負担も大きくなる恐れがあります。

そのため、事前に十分な実習先の確保と調整が必要不可欠です。入学前から通信制大学の実習支援体制を確認することが重要となります。

教員や同級生との対面での交流機会が少ない

通信制大学では、対面授業の機会が少ないため、教員や同級生との直接的な交流が制限されます。このため、自己学習に加えてオンライン上での交流を活発に行う必要があります。ただし、通信制でも一定の対面授業が設けられている大学もあるので、大学選びの際には対面授業の機会を確認してください。

国家試験の合格率が低い大学がある

通信制大学で精神保健福祉士の資格を取得する際、注目すべきは国家試験の合格率です。一般的に通信制課程の合格率は低い傾向にあり、対面授業が中心の課程と比べると差があります。

自己学習が中心になる通信制課程では、国家試験対策が不十分になりがちです。合格率の高い大学を選ぶことが重要になります。大学の公表データなどで、合格実績を確認しましょう。

まとめ

通信制大学で精神保健福祉士の資格を取得することには、メリット・デメリットの両面があります。

メリットとしては、学費を抑えられることや仕事を続けながら学習できることが挙げられます。一方、デメリットとしては、自己学習が必要な点や対面での交流機会が少ない点です。これらの点に注意する必要があります。通信制大学の選び方や特色を十分に理解したうえで、自身の状況に合わせて選ぶことが大切です。

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